■ 化石芸術
+■古生代の生痕化石
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古生代の生痕化石  

 およそ5億5000万年前、海の中で生物進化史上最大の出来事が起こり、先カンブリア時代が終わりを告げました。それは、現在見られるほとんどの無脊椎動物のグループが突然出現したことです。また、その出現は硬い外骨格を持つ生物の出現でもあり、この時代を境に、突然化石がたくさん見つかるようになります。この出来事を「カンブリアの爆発」あるいは「カンブリアの革命」と呼んでいます。
 「カンブリアの爆発」は、海底に大きな変化をもたらしました。それは、多様な底生生物が出現したことで、海の底のたい積物は撹拌されるようになり、先カンブリア時代に広く拡がっていたバイオマットが、特別な環境を除いて、消滅したことです。これを「カンブリア紀の農耕革命」といいます。この出来事は初め浅海で始まり、徐々に深海に拡がっていきました。ここに展示する生痕化石は、その様子を示しています。




 


第一部 化石芸術  バーチャル展示室 B2F      第二部 アンモナイトの美と科学  バーチャル展示室 B3F