■イントロダクション
■地下の花火大会
■砂サンゴ
■三葉虫のはい跡
■巨大ナメクジのはい跡
■巨大ナメクジの食事跡
■踊る三葉虫
■ペナ・ガルシアの三葉虫サーカス
■投げ縄
■巣孔ジャングル
■シュレッダーにかけられた地層
■エビ穴のジャングル
■ジュラ紀のタッツェルブルム
■陸上への第一歩
■砂の下に隠された足跡
巨大ナメクジのはい跡
(Giant Slug Traces)
カンブリア紀後期(約5億1500万年前)
アメリカ合衆国、ニューヨーク州産
90cm x 70cm
アメリカ北東部やカナダのカンブリア紀後期の地層から、クリマクティクニテスと呼ばれる、オートバイのタイヤの跡のような巨大なはい跡が知られています。
このはい跡をつくった動物の体化石は知られていませんが、硬い殻を持たないナメクジ型の大きな軟体動物が海底をはい回った跡と考えられます。
この動物は、海底表面を覆っていたバイオマットを食べていたのでしょう。
第一部 化石芸術
バーチャル展示室 B2F
第二部 アンモナイトの美と科学
バーチャル展示室 B3F