■イントロダクション
■地下の花火大会
■砂サンゴ
■三葉虫のはい跡
■巨大ナメクジのはい跡
■巨大ナメクジの食事跡
■踊る三葉虫
■ペナ・ガルシアの三葉虫サーカス
■投げ縄
■巣孔ジャングル
■シュレッダーにかけられた地層
■エビ穴のジャングル
■ジュラ紀のタッツェルブルム
■陸上への第一歩
■砂の下に隠された足跡
投げ縄
(Lasso Trail)
カンブリア紀前期(約5億3000万年前)
スペイン中部産
200cm x 90cm
この投げ縄のような不思議な生痕化石はサンミクニテスと呼ばれ、正体不明の動物が細長い“シュノーケル”を海底面上に出しながら、たい積物の中を掘り進んでいった跡と思われます。移動中に“シュノーケル”を左右に揺らしていたため、はい跡内にS字状の溝を残しました。この動物は、たい積物の中を潜水艦のように進みながら、海底表面から取り込んだたい積物で後方のトンネルを埋め戻していったようです。
第一部 化石芸術
バーチャル展示室 B2F
第二部 アンモナイトの美と科学
バーチャル展示室 B3F