

(The Trilobite Circus of Penha Garcia)
オルドビス紀初期(4億8500万年前)
ポルトガル、ペナ・ガルシア産
右(20c):210cm x 50cm
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この標本はかつて海藻の化石と考えられていましたが、明らかに三葉虫の掘削行動の跡です。大きさはさまざまで、それぞれ独特の行動パターンを示しますが、どの掘削跡も、複数のツメによるかき傷があります。このような三葉虫のはい跡は、クルジアナ・ルゴサと呼ばれています。カンブリア紀よりも後の時代になると、三葉虫はこのように美しい掘削跡を残す行動をとるようになります。
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