■ 化石芸術
+■先カンブリア時代の生痕化石・偽化石
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二重のマッド・クラック
(Mud Cracks)
先カンブリア時代(約6億年前)
アフリカ、ナミビア産
105cm x 40cm




 水たまりが干上がり、泥が乾燥して収縮すると、多角形の割れ目(マッド・クラックあるいは乾裂といいます)ができます。数億年前の海の干潟でも、同じようにマッド・クラックができましたが、ここに展示するものは、多角形が二重になっている点で普通のものと異なります。一見、生物の痕跡のように見えますが、マッド・クラックが地層の重さで圧縮され、地殻変動による褶曲で地層の面に沿ってずれることによりできました。




第一部 化石芸術  バーチャル展示室 B2F      第二部 アンモナイトの美と科学  バーチャル展示室 B3F