上野の展示

特別展・企画展

特別展「昆虫」
特別展「昆虫」
生態、多様性や機能、他の生物との関わりなど、幅広い視点から昆虫の魅力に迫り、その研究成果が現代社会でどのように活かされているのかを取り上げます。
開催期間:7月13日(金)〜10月8日(月)
第34回植物画コンクール入選作品展
第34回植物画コンクール入選作品展
国立科学博物館では、自然への理解を図る学習支援事業のひとつとして、毎年、植物画コンクールを行っています。本企画展では、これらの作品を部門別に展示します
開催期間:6月30日(土)〜7月16日(月)

研究室コラム

栽培条件を当てる
“栽培困難水草”オテリア・メセンテリウム

植物園にとって植物の栽培はお手のもの、と言いたいところですが、野生種の多くは栽培方法が未知です。そのため特殊な環境や海外で採集した植物では、その生育環境や特徴から栽培方法の開発が必要です。筑波実験植物園では、そうした開発により、栽培困難種や日本初導入の水草なども栽培可能となりました。そんな折、「栽培が極めて難しい」とされる水草が手に入りました。プロのアクアリストが口々に「難しい」というところに、水草研究者としてのやる気スイッチが点き、文献を読み漁って生育環境を調べ、栽培担当の方と相談して環境をつくりました。その結果、ついに(おそらく)日本で初めて雌花が開花しました。生植物と花を得られることで、研究上の新知見や保全への貢献も期待できます。でもそれはそれとして、予測した栽培条件が的中したことが何ともうれしい瞬間でした。こちらの水草については植物園ブログ(6月13日)もぜひご覧ください。
(植物研究部:田中法生)