■ 化石芸術
+■古生代の生痕化石
+




日本の花壇
(Japanese Flowerbed)
新生代第三紀中新世(約1500万年前)
和歌山県白浜町産
158cm x 60cm


 

 放射状のパターンは、ヒトデ、花、そして結晶など、自然界に広く見られますが、動物の行動にもよく現れます。潮が引いた干潟に出ると、いろいろな動物がつくったさまざまな放射状の構造が見られます。しかし、潮が満ちると波に洗われて直ぐに消えてしまうので、地層の中に残されることはめったにありません。この標本は例外的に保存され、程良い風化で現れたものです。このような生痕化石はコンドリーテスと呼ばれます。


 


第一部 化石芸術  バーチャル展示室 B2F      第二部 アンモナイトの美と科学  バーチャル展示室 B3F