■ 化石芸術
+■古生代の生痕化石
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生け花
(Ikebana)
白亜紀後期(約7000万年前)
香川県財田町産
115cm x 80cm




 愛媛県から大阪府南部にかけて分布する白亜紀後期の和泉層群から、コダイアマモと呼ばれる世界最古の海の被子植物(アマモのなかま)の化石が知られています。この化石を詳しく観察すると、決して折れ曲がったり、互いに重なりあったりせず、またこの化石は炭ではなく黒色の泥からできており、植物化石らしくありません。コダイアマモは、正体不明の動物が食べ物を探索しながらたい積物の中を掘削していった跡、すなわち生痕化石なのです。




第一部 化石芸術  バーチャル展示室 B2F      第二部 アンモナイトの美と科学  バーチャル展示室 B3F