■競技用車椅子体験 　　　----------------------------------------------- 　　　　ここでは障害者スポーツで使用されている競技用（バスケット）車椅子を体験しました。
日常生活で車椅子を使用経験のある人はどのくらいいるのでしょうか。参加者の中で、一昨年アキレス腱を切断し、車椅子を体験したことのあるM.Oさんは、「通常の車椅子と比較すると非常に軽く、自由度も格段によく、運動性能がよい」という感想をいただきました。たしかにこの車椅子は、車輪がハの字についていて、前方・後方共に方向転換容易でスムーズに行うことができます。競技用の車椅子は競技に併せて様々な形があるのでそれらを会場のパネルで比較してみると面白いかもしれません。 　車椅子を体験した参加者の感想の多くは、軽い！前後に動かしやすい！というものでした。一方で、乗りこなすためには（実際に競技をするためには）方向転換等テクニックを磨かなければいけないということにも気づいたようです。 　皆さんも是非体験しにきてください！ "スポーツの科学"体験者から・・・ ・グループ、家族できてみんなで比較すると楽しいかも！！（M.Hさん（28）女性） ・日常で自分の体力を測るなんて事はないですから、つい本気で挑戦してしまいました。またトレーニングしてから挑戦してみようかと・・・(M.Oさん(46)男性） ・あまりの体力のなさに少しずつでも運動しなくてはと感じることができて良かった (C.Sさん(31)女性） ・まさに体験型の展示でした。競技用車椅子など滅多に乗れないものも体験でき面白かったです。スポーツはまさに科学です。野球、サッカーの変化球、自転車やスケート、陸上、水泳等スピードを手に入れるための工夫、テーマは山ほどあります・・・(T.Kさん(30)男性） 　実は、この「スポーツの科学」展は、全国科学博物館協議会で行っている巡回展のひとつです。皆さんの住んでいる街の科学館でも開催されるかもしれません。巡回スケジュールはこちらをご確認下さい。 　この展示をかはくで体験し、その後トレーニングを重ねて別の街で再チャレンジすることも可能です。 　運動をする機会のある人も、日常になかなか運動する機会に恵まれないから関係ないと思っている方も、この展示を通して「私とスポーツ」について考えるきっかけとなれば幸いです。 　　　最後に、取材に協力していただいた職員有志の皆様に感謝します。
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