

【観察】海のおいしい豆ちしき―アサリ― かんがえてみよう
観察
【観察】海のおいしい豆ちしき―アサリ―
今回の「かんがえてみよう」では、「アサリの貝殻(かいがら)」についてのクイズがでます。アサリの見方がかわるかも?
「かんがえてみよう」でまなぶこと
- アサリの貝殻(かいがら)について


「かんがえてみよう」はクイズの時間だよ!

やったー

さっそく、第一問。
アサリは成長(せいちょう)すると、体が大きくなるよ。その時、貝殻(かいがら)はどうなる?
アサリは成長(せいちょう)すると、体が大きくなるよ。その時、貝殻(かいがら)はどうなる?


うーん。②かな

ざんねん!
せいかいは③番。貝の体が大きくなるのに合わせて、貝殻(かいがら)も少しずつ大きくなるよ。
貝殻(かいがら)をよく見てみると、「殻頂(かくちょう)」を中心にして貝殻(かいがら)に線が入っているのが見えるかな?
せいかいは③番。貝の体が大きくなるのに合わせて、貝殻(かいがら)も少しずつ大きくなるよ。
貝殻(かいがら)をよく見てみると、「殻頂(かくちょう)」を中心にして貝殻(かいがら)に線が入っているのが見えるかな?


あ、見えた。

そう、その線が成長(せいちょう)の跡(あと)なんだ

へー。このアサリ、昔は小さかったんだね

さて、次の問題。
アサリの体と貝殻(かいがら)は何でくっついているかな?
アサリの体と貝殻(かいがら)は何でくっついているかな?


うーん。
貝の吸盤(きゅうばん)は見たことがないから、②の貝柱かな~
貝の吸盤(きゅうばん)は見たことがないから、②の貝柱かな~

せいかい!

もう少しだけくわしく説明(せつめい)すると、貝の体は「外套膜(がいとうまく)」という薄(うす)い膜(まく)につつまれていて、貝柱だけでなく、この外套膜(がいとうまく)でも貝殻(かいがら)にくっついているんだよ


へー

次がさいごのクイズ。
アサリ1コに貝柱は何本ある?
アサリ1コに貝柱は何本ある?


うーん、2コくらいかな?

またせいかい!
アサリには貝柱が2本あるんだよ
アサリには貝柱が2本あるんだよ


分かった~

ここで豆ちしきを1つ。
さっき出てきた「吸盤(きゅうばん)」の話だよ。「吸盤(きゅうばん)がある海の生き物」というと何かな?
さっき出てきた「吸盤(きゅうばん)」の話だよ。「吸盤(きゅうばん)がある海の生き物」というと何かな?

タコとかイカー

そう。そのタコやイカは、なんとアサリと同じなかまなんだよ。「軟体動物(なんたいどうぶつ)」というグループになるよ


えーー。
ぜんぜんちがう形なのに!!
イカには殻(から)とかないよ!
ぜんぜんちがう形なのに!!
イカには殻(から)とかないよ!

軟体(なんたい)動物がみんな「殻(から)」を持っているわけではないけれど、たとえばスルメイカなら体の中に殻(から)があって「軟甲(なんこう)」とよばれるよ。


聞いたこともなかったー

この科博(かはく)のてんじ室でも、貝はイカといっしょの場所でてんじされているよ。それは「なかま」だからなんだ。


なるほどー

次は「やってみよう」のコーナーだよ。
見るだけじゃなく、本物のアサリを使ったかんさつがおうちでできるよ
見るだけじゃなく、本物のアサリを使ったかんさつがおうちでできるよ

楽しみ~
「かんがえてみよう」でまなんだこと
- アサリの貝殻(かいがら)は大きくなる
- アサリの体と貝殻は、「貝柱2本」と「外套膜(がいとうまく)」でくっついている
- アサリはタコやイカと同じ「軟体動物(なんたいどうぶつ)」