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1927年(昭和2年)3月7日午後6時27分頃に起きた丹後半島の頚部を震源とするマグニチュード7.3の地震。死者2925人、全壊家屋5149戸の被害を出し、また火災が多く発生して6459戸が全焼しました。丹後半島の頚部を切るような形で郷村断層が、これと直交するようにもう一つの山田断層が出現しました。震源が浅かったために、これらの断層に沿う地域での揺れは激烈で、およそ9割の家屋が倒壊しました。地震の観測史の上では、断層を挟んで急激な地殻変動の起こることがはっきりと示されたこと、また、余震の立体分布が初めて明らかにされたことが挙げられています。

断層上ノ網野驛 官舎南方へ移動五寸

夕日港附近ニ於ケル海岸ノ隆起
山田断層東端男山渡 西方傾斜陥落 峯山を南方丘陵上より望む
郷村断層(峰山)  
山田断層 四辻附近 郷村断層
峰山 島津村砂丘地滑ニヨリテ小規模ノ山津浪ヲ生ズ
島津村砂丘ノ地滑ニヨリテ小山津浪ヲ生ズ 山田断層
  郷村断層
  島津村砂丘地滑ニヨリテ小規模ノ山津浪ヲ生ズ
郷村断層 雁行的断片中最南ノモノ 龍湖周囲ノ沈下湖北岸小濱
  峰山町 安ニ於テ生ジタル花崗岩滑面
  城山トンネル南方断層花崗岩ヲ貫ク