レポート

実験航海(与那国島→西表島)について(2016年7月19日)

※当初12日~14日の間で出航を予定していましたが、風やうねりがあるなど海況がよくないため、期間を延長して17日の出航となりました。
7月17日
午前6時20分
与那国島カタブル浜のリーフ越えに成功して出航。
リーフの外は荒れており、大波に揺られながら東へ進路を変える。
7月17日
午前9時30分
与那国島の東崎の南方へ到達。この頃からうねりも少し穏やかになる。
与那国島を越えて、しばらくは順調に予定の進路を走る。
 
7月17日
午前9時45分
イルカの大きな群れと並走。
その後しばらくして、草舟が予定進路より北に流されはじめる。
7月17日
午後13時30分
伴走船より草舟が予定より大幅に北へ流されていることを伝える
(当初は伴走船からの情報提供は予定していなかったが、進路修正が困難になりつつあることを鑑みての決断)。
草舟のクルーもそのことに気づいていたが、その後の努力にも関わらず、潮に負けて北へ流される状況が続く。
7月17日
午後15時
草舟が自力で進路修正することは不可能と判断し、伴走船が曳航して進路修正することを決断。曳航準備が夜間にかかることを避けるため、この時点で作業を開始。
7月17日
午後18時
2艘の草舟を回収して曳航開始。
潮の流れなどを考慮して、草舟の夜間走行を断念することを決断。
7月18日
午前6時
潮の影響を避けられるよう、西表島の崎山湾の沖から草舟の航海を再開。
早漕ぎはせずに西表島沿岸を北上。
7月18日
午前11時
シラス浜到着
7月18日
午後2時50分
内離島を回って白浜港(西表島)入港。 地元の方々から大歓迎を受けた。

※詳細は追ってご報告します。