【害虫駆除による臨時休館・ホームページの一部閲覧不可のお知らせ】

6月25日(月)〜29日(金)の5日間、館内の害虫駆除のため休館します。

6月24日(日)18時頃〜6月25日(月)15時頃まで設備点検によりホームページの一部ページの閲覧が出来ません。ご迷惑をおかけします。

上野の展示

特別展・企画展

特別展「昆虫」
特別展「昆虫」
生態、多様性や機能、他の生物との関わりなど、幅広い視点から昆虫の魅力に迫り、その研究成果が現代社会でどのように活かされているのかを取り上げます。
開催期間:7月13日(金)〜10月8日(月)
第34回植物画コンクール入選作品展
第34回植物画コンクール入選作品展
国立科学博物館では、自然への理解を図る学習支援事業のひとつとして、毎年、植物画コンクールを行っています。本企画展では、これらの作品を部門別に展示します
開催期間:6月30日(土)〜7月16日(月)

研究室コラム

無花粉スギでシダが危機に?
無花粉スギへの植替えのために伐採されてしまったシムライノデ自生地

「唯一の自生地の林が伐採されてシムライノデが危ない。」 そんな報がもたらされたのは今年1月のことでした。シムライノデは静岡県で発見されたシダ植物です。現存する確実な産地は東京都西部の1箇所のみで、環境省のレッドリストでは上から2番目に絶滅の危険性が高いIB類と判定されています。急遽確認をとった結果、無花粉スギへの植替え事業に伴い、自生地のごく狭い一部分を除いて現在のスギ植林は皆伐(かいばつ)予定であることが判明しました。2月に現地を訪問すると、伐採済み区画ではシムライノデは既に跡形もない状態でした。伐採寸前の林下に残っていた数十株は、許可を得た上で筑波実験植物園と東京都植物多様性センターに待避させ、今後の対応を検討しているところです。期待の大きい「花粉症ゼロ」政策の思わぬ副作用と言える出来事でした。
(植物研究部:海老原 淳)