日本の生物多様性ホットスポットの構造に関する研究(Biological Properties of Biodiversity Hotspots in Japan)

本目録の作成方針 (魚類)

本リストは「日本産魚類検索―全種の同定―第三版」(中坊徹次編,2013年出版)および 「レッドデータブック2014―日本の絶滅のおそれのある野生生物―4 汽水・淡水魚」(環境省編,2015年出版)の情報を使用し,その後の研究成果(論文情報等)を反映させて作成されたものです.日本固有の可能性が高い種においても,陸水の影響を受けない環境に生息する種(例:ホシレンコ,ユウゼン,ニラミハゼなど),日本以外からの報告がなくても他国に生息している可能性が高い種(例:ハヤセボウズハゼ,タヌキハゼなど)および絶滅種(例:スワモロコ,ミナミトミヨ)は除外しています.

本リストには,上記の条件において日本固有の可能性が高い魚種を掲載しています.そのため今後の研究や条件の変更で掲載種が変わる可能性があります.また,環境省や各都道府県発表のレッドリストのように,必ずしも保全の対象・非対象について言及するものではありません.これらの点に特にご注意ください.

 本リストは以下のチームにより作成されました.

国立科学博物館生物多様性ホットスポット魚類チーム
中江雅典 (国立科学博物館)
篠原現人 (国立科学博物館)
松浦啓一 (国立科学博物館)
瀬能 宏  (神奈川県立生命の星・地球博物館)
萩原清司 (横須賀市自然・人文博物館)
本村浩之 (鹿児島大学総合研究博物館)

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