第1009号(2026.7.23)

ヘッター
 来週7月31日(金)から上野本館にて、国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展「どうする、ニンゲン -研究の現場から地球の未来を問う」を開幕いたします。研究の現場から地球の未来を問う展示となっております。人と地球の関係についてあらためて考えてみませんか。
◆ エッセイ ◆
「さくらサイエンスプログラム」採択決定!
植物研究部 保坂健太郎
 科学技術振興機構(JST)が主催する「さくらサイエンスプログラム」という事業があります。これは、世界中から主に若手研究者、大学院生、大学生、高校生などを日本に招待し、さまざまな研究室で共同研究や国際交流を行うためのプログラムです。今回僕が申請したのは、Bコース(共同研究活動コース)。他のコースに比べ、日本での滞在期間をより長く設定できるのが特徴です。

5月下旬になり、JSTから僕の申請書が採択されたという連絡が届きました。喜んでいたのもつかの間。なにしろ西アフリカ3か国(カメルーン、コートジボワール、ベナン)から合計8名を招待することになるので、航空券や宿の手配をはじめ、そのほかにも考えなくてはいけないことが山積みです。滞在期間は8月上旬の約2週間。最初のうちは十分に長い期間だと思っていましたが、実際に毎日の予定を埋めていくと、これでも足りないくらい忙しく、かつ充実したプログラムになりそうです。

期間中は、僕の研究室の大学院生や、科博のほかの研究者も含め、多くの人との国際交流が実現しそうです。また、きのこの共同研究のために来る8名なので、西アフリカの複数の国で共通して食用にされているイタチタケ属(写真)の食べ方などについても情報交換をする予定です。

長いようでいて短い2週間。実は今回はこれで終わりではなく、帰りの便で成田空港へ向かうときには、彼らと同じ便で僕自身もアフリカへ向かう予定となっています。日本でのプログラムを終えた直後に、今度は僕自身の調査のためにコートジボワールへ向かう、というわけです。というわけで、今年の8月は僕にとって「アフリカ月間」となりそうです。
◆ ボランティアだより ◆
ボランティア活動 40年目を迎えて
かはくボランティア 大湯ふじ子
 36歳から科博でボランティア活動をはじめて40年目を超えました。活動のスタートは諸澤元館長の「細く長く続けて下さい。」という言葉です。

先日、「活動を始めた時に生まれた人が今40歳になっていますね!」と言われ、そんなに年月がたっていたことに驚きました。

活動を通して様々な来館者の皆様にお会いしましたが、1番嬉しかったのは大学生から「小学生の時にプレートテクトニクスの展示(注1)の説明を受けて感動しました。」と声をかけていただいたことです。実家へ帰る電車の待ち時間に科博へ立ち寄り、たまたま私を見かけて声をかけてくださいました。突然のことで驚きましたが、小学生の頃のことを覚えていてくださったことが本当にうれしく、活動を続けてきてよかったと感じました。

20年目の時には、地球館2Fのオートモ号を上野公園で披露した時に、キュリー夫人に扮してガイドツアーをするなど思い出がつきません。

今年の3月には、男子高校生の5人組が、とても楽しそうに地球館の系統広場を見学していました。ご案内をしながら、「4月から大学生になられるのですか。」と質問したところ、嬉しそうに「そうです」答えてくれました。私からも「おめでとうございます」とお伝えしました。新しい友達とまた科博にきてくれると嬉しいなと思います。

今後は、健康に気をつけながら活動50年目を目標に、これからも活動を続けていきたいと思います。

注1 現在は展示しておりません
●●● 展示・イベント情報 ●●●
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特別展「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」
[開催期間]2026年7月11日(土)~10月12日(月・祝)
※一部日程について、公式サイトより日時指定予約をお勧めします。
※会期等は変更になる場合がございます。
※開館時間、休館日、入場料、入場方法等の詳細は、公式サイトをご覧ください。
https://ikimonoworld.jp/(リンクを新しいタブで開きます)
いきもの超ワールド展 300KB
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企画展 国立科学博物館×総合地球環境学研究所 共同企画展「どうする、ニンゲン -研究の現場から地球の未来を問う」<予告>
[開催期間]2026年7月31日(金)~9月23日(水・祝)
https://www.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00003904.html
どうするニンゲン
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「高校生のためのおしゃべりミュージアム」<締切間近!参加者募集中!>
 高校生のための特別な座談会。博物館で働く研究者や学芸員に対して仕事内容はもちろん、職員が今の仕事に就くまでここでしか聞けない話が質問できます。今年は科博だけでなく、国立西洋美術館と東京国立博物館からも職員が参加します。

[開催日時]令和8年8月18日(火)午前の部10:00~14:00~16:00
[申込締切]令和8年7月24日(金)17時まで

https://www.kahaku.go.jp/gakushu/event/kokosei_osha.html(リンクを新しいタブで開きます)
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「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」受講によるディスカバリートーク
 国立科学博物館では、科学の伝え方について学ぶ「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」を開講しています。8月4日(火)・5日(水)に、本講座の受講者が上野本館にて成果発表会を行いますので、ぜひお越しください。

[開催日時]2026年8月4日(火)、2026年8月5日(水) 10:45~16:00(12:45~13:35は休憩)
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00005384.html(リンクを新しいタブで開きます)
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企画展「水草展―水辺を生きる多彩なかたち―」<予告>
[開催期間]令和8年8月7日(金)~ 8月16日(日)
https://tbg.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00004119.html(リンクを新しいタブで開きます)
水草展 ポスター
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企画展「自然教育園で快適な場所を歩いてみて!!2026」
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「都市森トーク 森が都市を冷やす~温暖化と都市の森~(会場&オンライン配信)」<オンライン参加者募集中!>
●●● お知らせ ●●●
巡回展のご案内

当館では、展示物のキットを開発し、地域振興を目的に巡回展として全国の様々な施設に貸出を行っています。

・三重県総合博物館(三重県)
巡回展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学 国立科学博物館収蔵庫コレクション| Vol.01哺乳類」
[開催期間]2026年7月11日(土)~2026年9月27日(日)
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/(リンクを新しいタブで開きます)
(三重県総合博物館 公式サイト)

・横須賀市自然・人文博物館(神奈川県)
巡回展「未来へつなぐ博物館」
[開催期間]2026年7月18日(土)~2026年11月8日(日)
https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/(リンクを新しいタブで開きます)
(横須賀市自然・人文博 物館 公式サイト)

・多摩六都科学館(東京都)
巡回展「キモかわすごい!海の骨なしどうぶつの世界」
[開催期間]2026年7月18日(土)~2026年8月31日(月)
https://www.tamarokuto.or.jp/(リンクを新しいタブで開きます)
(多摩六都科学館 公式サイト)

「白馬岳バーチャルガイドツアー2026(オンライン)」<参加者募集中!>

今年も開催!この夏、山へ行かれる方も、なかなか山へ出かけられない方も、白馬岳バーチャルガイドツアーで高山植物の魅力や楽しみ方を学びませんか?実際の白馬岳を再現したバーチャル空間を植物研究部 村井研究主幹が解説します。

[開催日時]令和8年8月8日(土)午前の部11:00~、午後の部14:00~
※各45分程度、内容は同じです。
[申込締切]令和8年7月31日(金)23時55分まで
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00005336.html(リンクを新しいタブで開きます)
科博関連メディア情報
■ニポン放送
「黒木瞳のあさナビ」
<放送日時>
7月23日(木)、24日(金)6:41~6:47
https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20260710-362948/(リンクを新しいタブで開きます)
動物研究部の田島 木綿子研究主幹が出演いたしました。
海獣の研究の道に進んだきっかけや、「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」の見どころなどをお話ししています。

■NHK総合【再放送】
ダーウィンが来た! 「相葉さんと探せ!ミクロいきもの超ワールド」
<放送日時>
7月25日(土)9:00~9:30
7月26日(日)13:05~13:35
https://www.web.nhk/tv/an/zero/pl/series-tep-XK5VKV7V98(リンクを新しいタブで開きます)
動物研究部の井出 竜也研究主幹・山崎 博史研究員が出演いたしました。

ぜひご覧ください。
※NHKONEでの同時・見逃し配信もございます。
※放送内容・日時は変更になる場合もございます。

科博の「これから」を応援して下さい ~寄付・募金のお願い~

国立科学博物館では、研究活動への寄付や賛助会、インターネット上から募金できる「Web募金箱」など、多様な形でご支援を受け入れております。
皆様からのご支援を活用し、調査・研究、標本・資料の収集・保管、展示・学習支援など、様々な博物館事業を推進しています。
是非とも、科博の「これから」を応援して下さい。

「寄付つき入館(園)券」販売中

2025年10月1日より、上野本館・筑波実験植物園・附属自然教育園にて、寄付つき入館(園)券を販売しています。
ご来館、ご来園の際は、ぜひお買い求めください。

メール募集中

科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしております。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくことがあります。)
宛先: magazine@kahaku.go.jp(リンクを新しいタブで開きます)


  • 編集:国立科学博物館 学習支援部 広報・連携課