第1004号(2026.5.14)

メルマガリニューアル配信第1号!
今号よりメールマガジンをリニューアルいたしました。
引き続き読みやすく、充実したコンテンツを皆様にお届けできるよう尽力してまいります。
また、5月18日(月)「国際博物館の日」を記念いたしまして、5月19日(火)は上野本館常設展示、筑波実験植物園、附属自然教育園に無料で入館・入園いただけます。
上野本館では、一部展示をリニューアル公開いたしましたので、ぜひこの機会にご見学ください!
今号よりメールマガジンをリニューアルいたしました。
引き続き読みやすく、充実したコンテンツを皆様にお届けできるよう尽力してまいります。
また、5月18日(月)「国際博物館の日」を記念いたしまして、5月19日(火)は上野本館常設展示、筑波実験植物園、附属自然教育園に無料で入館・入園いただけます。
上野本館では、一部展示をリニューアル公開いたしましたので、ぜひこの機会にご見学ください!
★★★ 目次 ★★★
◆ エッセイ ◆
インターネット情報にご注意を
現在開催されている特別展「超危険生物展」の総合監修を担当したのですが、お恥ずかしい話を一つ。
図録の原稿をまとめているときに、ふと最後の部分をダーウィンの言葉で締めたらかっこいいと思い立って、ネット検索で見つけた「最後に生き残るのは、最も強く賢いものではなく、最も上手く変化に適応したものである」というのを入れてしまったのです。展示の最後を締めるパネルにもこの文言を、全体をまとめる文章とともに使用しました。
展示が開催されて少し経ってのことです。展示を見た方から、この言葉はダーウィン自身の言葉ではないので、修正したほうが良い、という指摘をいただきました。調べてみたところ、上記の文言は1963年に経営学者のレオン・メギンソンという人物がダーウィンの『種の起源』を要約して記した言葉だそうです。ニコラス・メツキという進化学者が2009年にこの事実を明らかにしました。これはしまったな、と僕は反省しました。展示パネルは急遽この文言を削除したものに差し替えることになり、なんだかちぐはぐした文章になってしまったのを否めません。
今回の展示は、様々な危険生物に関する巷の情報を科学的な視点で正すというのが趣旨なのですが、ミイラ取りがミイラ。最新の知見まで調べていなかったことが失態の原因です。皆さんも世の中にあふれる情報に惑わされないように、ちゃんと一次情報に当たるように心がけましょう。
図録の原稿をまとめているときに、ふと最後の部分をダーウィンの言葉で締めたらかっこいいと思い立って、ネット検索で見つけた「最後に生き残るのは、最も強く賢いものではなく、最も上手く変化に適応したものである」というのを入れてしまったのです。展示の最後を締めるパネルにもこの文言を、全体をまとめる文章とともに使用しました。
展示が開催されて少し経ってのことです。展示を見た方から、この言葉はダーウィン自身の言葉ではないので、修正したほうが良い、という指摘をいただきました。調べてみたところ、上記の文言は1963年に経営学者のレオン・メギンソンという人物がダーウィンの『種の起源』を要約して記した言葉だそうです。ニコラス・メツキという進化学者が2009年にこの事実を明らかにしました。これはしまったな、と僕は反省しました。展示パネルは急遽この文言を削除したものに差し替えることになり、なんだかちぐはぐした文章になってしまったのを否めません。
今回の展示は、様々な危険生物に関する巷の情報を科学的な視点で正すというのが趣旨なのですが、ミイラ取りがミイラ。最新の知見まで調べていなかったことが失態の原因です。皆さんも世の中にあふれる情報に惑わされないように、ちゃんと一次情報に当たるように心がけましょう。
◆ 自然教育園だより ◆
推し活の勧め
自然教育園では、植物、昆虫、野鳥と、毎日それぞれの「推し活」に励まれてる来園者でにぎわっています。
私は植物、中でも野草推しなので日頃から下を見て歩きがちですが、樹木が生い茂る自然教育園で働き始めてからは、上も見て歩くようになりました。すると樹木間を飛び交う野鳥が気になり始め、望遠レンズ付きのカメラを購入して野鳥の撮影に挑戦するようになりました。
それから約1年、ぴったりピントが合った写真はわずか数枚。気配は感じても姿を捉えられない、姿を見つけても素早い動きについていけないなど、アイドルたちはそう簡単には、新参ファンの期待には応えてくれません。
一方、ベテラン野鳥ファンは、根気強く「推し」の登場を待ち構え、いざ現れたときにはわずかな動きも見逃さず、目視では捉えることのできない、その「推し」ならではの一瞬の表情を切り取ります。新参ファンの私がベテランファンの情熱と技術に近づくには、まだまだ時間がかかりそうですが、自然教育園で次はどんな「推し」候補に出会えるかな?と毎日ワクワク過ごしています。
自然教育園では企画展「シジュウカラの社会」を開催中です。この企画展は筑波実験植物園の研究を題材にしており、シジュウカラの巧みな生活術を垣間見ることができます。そして今の時期は、自然教育園でもシジュウカラが子育てをすることがあります!
野鳥が子育ての地として選ぶほど緑が豊かな自然教育園で、自分だけの「推し」を見つけていただけると嬉しいです。
私は植物、中でも野草推しなので日頃から下を見て歩きがちですが、樹木が生い茂る自然教育園で働き始めてからは、上も見て歩くようになりました。すると樹木間を飛び交う野鳥が気になり始め、望遠レンズ付きのカメラを購入して野鳥の撮影に挑戦するようになりました。
それから約1年、ぴったりピントが合った写真はわずか数枚。気配は感じても姿を捉えられない、姿を見つけても素早い動きについていけないなど、アイドルたちはそう簡単には、新参ファンの期待には応えてくれません。
一方、ベテラン野鳥ファンは、根気強く「推し」の登場を待ち構え、いざ現れたときにはわずかな動きも見逃さず、目視では捉えることのできない、その「推し」ならではの一瞬の表情を切り取ります。新参ファンの私がベテランファンの情熱と技術に近づくには、まだまだ時間がかかりそうですが、自然教育園で次はどんな「推し」候補に出会えるかな?と毎日ワクワク過ごしています。
自然教育園では企画展「シジュウカラの社会」を開催中です。この企画展は筑波実験植物園の研究を題材にしており、シジュウカラの巧みな生活術を垣間見ることができます。そして今の時期は、自然教育園でもシジュウカラが子育てをすることがあります!
野鳥が子育ての地として選ぶほど緑が豊かな自然教育園で、自分だけの「推し」を見つけていただけると嬉しいです。
●●● 展示・イベント情報 ●●●
特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」
本展では人間が太刀打ちできない「危険生物」の「必殺技」に焦点を当て、科学的な視点から解き明かします。危険生物の驚くべき生態から、身近な生物が隠し持つ危険性まで、科学の力でその秘密に挑みます。
強大なパワー、鋭い牙、猛毒、電撃――「必殺技」のメカニズムを、国立科学博物館を中心に、各地の貴重な標本、精巧なCG、学びにつながる模型、そして迫力満点の映像など、多角的な手法を駆使してご紹介します。
[開催期間]2026年3月14日(土)~6月14日(日)
※一部日程について、公式サイトより日時予約をお勧めします。
※会期等は変更になる場合がございます。
※開館時間、休館日、入場料、入場方法等の詳細は、公式サイトをご覧ください。
https://chokikenseibutsuten.jp/index.html(リンクを新しいタブで開きます)
強大なパワー、鋭い牙、猛毒、電撃――「必殺技」のメカニズムを、国立科学博物館を中心に、各地の貴重な標本、精巧なCG、学びにつながる模型、そして迫力満点の映像など、多角的な手法を駆使してご紹介します。
[開催期間]2026年3月14日(土)~6月14日(日)
※一部日程について、公式サイトより日時予約をお勧めします。
※会期等は変更になる場合がございます。
※開館時間、休館日、入場料、入場方法等の詳細は、公式サイトをご覧ください。
https://chokikenseibutsuten.jp/index.html(リンクを新しいタブで開きます)

企画展 生誕100年記念「かこさとしの科学絵本」
かこさとしは1959年に『だむのおじさんたち』でデビューして以来、600冊を超える作品を世におくりだした絵本作家です。彼の手がけた絵本の分野は幅広く『からすのパンやさん』などの愉快な作品に加え、『かわ』をはじめとする多くの科学絵本を制作しました。これらの作品はサイエンスコミュニケーションの先駆けともいえ、科学教育の発展を促しました。
本展ではかこさとしの生誕100年を記念し、彼の主要な科学絵本を中心に科学教育への熱い信念や自然科学への飽くなき探求心を紹介します。研究者の視点でめぐる国立科学博物館ならではの科学絵本の世界をどうぞお楽しみください。
[開催期間]2026年3月24日(火)~6月14日(日)
https://www.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00001839.html
本展ではかこさとしの生誕100年を記念し、彼の主要な科学絵本を中心に科学教育への熱い信念や自然科学への飽くなき探求心を紹介します。研究者の視点でめぐる国立科学博物館ならではの科学絵本の世界をどうぞお楽しみください。
[開催期間]2026年3月24日(火)~6月14日(日)
https://www.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00001839.html

自然の不思議-物理教室
「つくってなっとく!単位のひみつ」<参加者募集中!>
「つくってなっとく!単位のひみつ」<参加者募集中!>
体験×カードゲームで量をつかもう!
なんでこの長さが1メートル?水2リットルが2キログラムなのは偶然?走る距離が違うとき、速さはどう比べる?長さ重さ体験やカードバトルで、単位のしくみや量と量のつながりを考えます。
[開 催 日] 2026年6月14日(日)
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004095.html
なんでこの長さが1メートル?水2リットルが2キログラムなのは偶然?走る距離が違うとき、速さはどう比べる?長さ重さ体験やカードバトルで、単位のしくみや量と量のつながりを考えます。
[開 催 日] 2026年6月14日(日)
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004095.html
自然の不思議-物理教室
「光のトリックを設計しよう ― 光を曲げる、色をあやつる ―」<参加者募集中!>
「光のトリックを設計しよう ― 光を曲げる、色をあやつる ―」<参加者募集中!>
光の性質を科学実験で体験的に学び、3D作品制作にも挑戦します!
[開 催 日] 2026年6月27日(土)
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004096.html
[開 催 日] 2026年6月27日(土)
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004096.html
2026年度 防災講演会「気象のおはなし」<参加者募集中!>
気象業務の歴史や最近の気象情報、気象業務の取り組みなどについてお話します。
[開 催 日] 2026年5月31日(日)
通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004021.html
皆様のご参加をお待ちしております!!
[開 催 日] 2026年5月31日(日)
通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。
https://www.kahaku.go.jp/event/nid00004021.html
皆様のご参加をお待ちしております!!
コレクション特別公開「クレマチス園公開」
日本でも有数のコレクション(約250種類約1200株)を展示し、毎年たくさんの来年者に多種多様な花を楽しんでいただいているクレマチス園。
2026年度も開花期にあわせて公開し、来園者にクレマチスの多様性を体感していただきます。
また日本を代表する野生種でありながら絶滅が危惧されているカザグルマなどについても紹介します。
[開催期間]令和8年4月25日(土)~6月7日(日)
[主 催]筑波実験植物園
https://tbg.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00004117.html
2026年度も開花期にあわせて公開し、来園者にクレマチスの多様性を体感していただきます。
また日本を代表する野生種でありながら絶滅が危惧されているカザグルマなどについても紹介します。
[開催期間]令和8年4月25日(土)~6月7日(日)
[主 催]筑波実験植物園
https://tbg.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00004117.html
企画展「シジュウカラの社会」
街なかでもよく見かけるシジュウカラ。実は、厳しい自然の中で巧みに、たくましく暮らしているのをご存知ですか?14年にわたる筑波実験植物園での研究から見えてきた、彼らの「社会」のヒミツをご紹介します。
[開催期間]令和8年4月25日(土)~7月5日(日)
[主 催]附属自然教育園
https://ins.kahaku.go.jp/event/albums/abm.php?d=5061&f=abm00020225.pdf(リンクを新しいタブで開きます)
[開催期間]令和8年4月25日(土)~7月5日(日)
[主 催]附属自然教育園
https://ins.kahaku.go.jp/event/albums/abm.php?d=5061&f=abm00020225.pdf(リンクを新しいタブで開きます)
企画展トークイベント 「シジュウカラの社会を100倍楽しむ!監修者と読み解く、鳥研究のヒミツ」
企画展「シジュウカラの社会」を監修した、濱尾章二名誉研究員を講師に迎えて、トークイベントを開催します。展示を見て感じた「なぜ?」を、会場で直接質問してみましょう。
[開催日時]令和8年6月13日(土)13:30~14:30
[主 催]附属自然教育園
https://ins.kahaku.go.jp/event/nid00005207.html
[開催日時]令和8年6月13日(土)13:30~14:30
[主 催]附属自然教育園
https://ins.kahaku.go.jp/event/nid00005207.html
●●● お知らせ ●●●
巡回展
当館では、展示物のキットを開発し、地域振興を目的に巡回展として全国の様々な施設に貸出を行っています。
- 仙台市科学館(宮城県)
[開催期間]2026年4月29日(水)~2026年6月21日(日)
https://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/(リンクを新しいタブで開きます)(仙台市科学館 公式サイト)
- 京都水族館(京都府)
[開催期間]2026年5月11日(月)~2026年6月14日(日)
https://www.kyoto-aquarium.com/(リンクを新しいタブで開きます)(京都水族館 公式サイト)
科博の「これから」を応援して下さい ~寄付・募金のお願い~
国立科学博物館では、研究活動への寄付や賛助会、インターネット上から募金できる「Web募金箱」など、多様な形でご支援を受け入れております。皆様からのご支援を活用し、調査・研究、標本・資料の収集・保管、展示・学習支援など、様々な博物館事業を推進しています。
是非とも、科博の「これから」を応援して下さい。
「寄付つき入館(園)券」販売中
2025年10月1日より、上野本館・筑波実験植物園・附属自然教育園にて、寄付つき入館(園)券を販売しています。ご来館、ご来園の際は、ぜひお買い求めください。
メール募集中
科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしております。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくことがあります。)宛先: magazine@kahaku.go.jp(リンクを新しいタブで開きます)
- 編集:国立科学博物館 学習支援部 広報・連携課
- 発行:国立科学博物館 東京都台東区上野公園7-20
- お問合せ:magazine@kahaku.go.jp
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