企画展

生誕100年記念
「かこさとしの科学絵本」

日程
2026年03月24日
対象
会場
上野本館
受付
記録
生誕100年記念「かこさとしの科学絵本」
かこさとし(1926-2018)は1959年に『だむのおじさんたち』でデビューして以来、600冊を超える作品を世におくりだした絵本作家です。彼の手がけた絵本の分野は幅広く『からすのパンやさん』のような愉快な作品に加え、『かわ』をはじめとする多くの科学絵本を制作しました。これらの作品はサイエンスコミュニケーションの先駆けともいえ、科学教育の発展を促しました。本展ではかこさとしの生誕100年を記念し、彼の主要な科学絵本を中心に科学教育への熱い信念や自然科学への飽くなき探求心を紹介します。研究者の視点でめぐる国立科学博物館ならではの科学絵本の世界をどうぞお楽しみください。

開催概要

企画展名称
生誕100年記念「かこさとしの科学絵本」
開催期間
2026(令和8)年3月24日(火)~2026(令和8)年6月14日(日)
開催場所
国立科学博物館(東京・上野公園)
日本館1階企画展示室、中央ホール
開館時間
9時~17時
※4月25日(土)~5月6日(水・休)は18時まで
※入館は各閉館時刻の30分前まで
休館日
月曜日、5月7日(木)
※ただし、3月30日(月)、4月27日(月)、5月4日(月・祝)、6月8日(月)は開館
入館料
一般・大学生630円(団体510円)
※常設展示入館料のみでご覧いただけます
※団体は20名以上
※高校生以下および65歳以上は無料
主催
国立科学博物館
特別協力
加古総合研究所

チラシ・ポスターダウンロード

種類
PDFファイル
サイズ
ブルー4,438KB、ピンク4,909KB
ページ
各A4サイズ2枚
更新日時
2026(令和8)年3月16日
種類
PDFファイル
サイズ
1,360KB
ページ
A4サイズ1枚
更新日時
2026(令和8)年3月16日

展示紹介

第1章 科学絵本の世界へようこそ

科学絵本は科学の入り口の一つです。これからの日本を担う子どもたちにとって科学教育は重要な役割をもち、その方法の一つが科学絵本といえます。科学が、この世界を理解するのに不可欠な方法であること、それ自体が楽しいことを絵本から知るのは、子どもだけの特権ではありません。

第2章 科学絵本の歴史とかこさとしの年譜

「科学」を扱う絵本が科学絵本。自然や科学技術をテーマとし、生物から天体にいたるまでの森羅万象についての物語を絵と文で語り、科学的なものの考え方とその楽しさを紹介する本です。本章では、科学絵本の歴史とかこさんの生涯を重ね合わせ、年表にあらわしました。

第3章 絵本作家の部屋

幅広い分野の絵本を描くために、かこはテーマとなる現場やその専門の研究室へ取材に出かけたりして、膨大な資料を収集しました。部屋の壁を埋め尽くす文献やノートが、かこの絵筆によって絵本の血肉となりました。

第4章 かこさとしの科学絵本

かこの代表作で「科学絵本シリーズ」と呼ばれる『かわ』(1962)、『海』(1969)、『地球-その中をさぐろう-』(1975)、『宇宙-そのひろがりをしろう-』(1978)、『人間』(1995)を紹介します。かこの科学絵本の大きな特徴は図鑑のような詳しさと、分野を超えた総合性を含み、けして注目されやすい例外的な生物や現象に偏らず、原則的な事柄を中心にして制作されています。それは、はじめて科学にふれる子どもたちの目線に立とうとした、かこの一貫した基本姿勢でした。

第5章 生物進化を絵本でたどる

近年、生物進化がよく科学絵本に取り上げられるようになってきましたが、生物進化はとても長い時間に及ぶ歴史で、絵本にするには、『かわ』のように絵本全体を一つの絵として制作するなどの工夫が必要です。絵本としては発表されませんでしたが、かこは『生命の発生と進化』という一枚絵で原始生命から現代人までの歴史を直線的に表現しようとしたことがあります。そして晩年のかこがたどりついたのが、すべての生物の存在を描いた巨大な屏風絵『生命図譜』でした。

第6章 科博は巨大な立体科学絵本

科学絵本と科学博物館は、ともにビジュアルに科学を伝えるアートである点が共通します。とりわけ国立科学博物館 常設展示の「系統広場」と「地球史ナビゲーター」はかこの『生命図譜』や『人間』などと共通するコンセプトでつくられています。さらに、科博全体が一つの巨大な科学絵本といっても過言ではないでしょう。

展示作品リスト

展示作品リストはこちら(PDF)(リンクを新しいタブで開きます)からご確認いただけます。(2026年3月17日更新)

イベント

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開催日時2026年3月29日(日)
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