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理工電子資料館

マイクロプログラム制御計算機 QA-1

1977年稼働
 京都大学の萩原宏、富田眞治、小柳滋、柴山潔らによって開発されたVLIW(Very Long Instruction Word)コンピュータのパイオニアです。主記憶装置は256キロバイトで、当時最高速(350ns)の1キロビットDRAM、マイクロプログラム格納用制御記憶は160ビット×1キロ語で1キロビットのTTLメモリが使用されました。グラフィクスの高速処理を1つの目的として開発されましたが、専用計算機ではなく、より汎用性を持たせるために160ビット長マイクロ命令で異なる4つのALU演算、4つのメモリアクセス、1つの順序制御を同時に指定できる方式(低レベル並列処理方式)とされました。「VLIW」という用語は1983年にJ. Fisherにより提案され、その後Intel Itaniumなどで商用化されています。(提供:京都大学)

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