2010年に「陸のなかまたち」「海のなかまたち」の2テーマで開催した第1弾、2019年の第2弾「生き残り作戦」を経て、今回の第3弾では「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」がテーマとなります。

1758年にカール・フォン・リンネがMammalia(哺乳類)と名付けたこの不思議に満ちたグループは、当初8目39属184種に分類されていましたが、今や27目1,332属、種数は6,500種以上に分けられます。

本展では、似た姿で分類の異なるフクロモモンガとニホンモモンガや、姿は似ていないけれど同じ分類となるクジラとカバなどを例に、なぜこのような分類になるのか、分類群間はどのような関係性にあるのかを紹介します。