流れ星のうち、とくに大きいものは空気との摩擦熱で燃えつきてしまわないで、地上まで落ちてくるものがあります。これが、隕石(いんせき)です。
隕石が落ちるときは、たいてい非常に明るい大火球があらわれます。そして、大砲の音のような大音響がひびき、空から石が落ちてきます。時には隕石が空気中でたくさんの破片に分かれて、広い範囲にちらばって落ちてくることもあり、隕石雨とよばれます。
隕石はこれまで全世界で約2500個(隕石雨も1個と数える)、日本では47個が確認され、そのうち、落ちてくるところが目撃されたものを落下隕石、目撃されなかったがその後発見されたものを発見隕石とよんでいます(その他に南極で約2万個が発見されています)。これらの隕石は数グラムの軽いものから、数十トンの重さがあるものがあります。
隕石はその名のとおり、大部分(90%以上)は石でできていますが、その他に鉄でできているもの(隕鉄)や石と鉄が半分くらいづつ混ざり合ったもの(石鉄隕石)があります。石の隕石にもかなりの鉄がふくまれており、普通の岩石に比べて重く(比重3.5くらい)、強い磁石がつきます。また、その表面は大気との摩擦熱で溶けた黒い皮でおおわれ、そこに浅いくぼみなどがみられます。
隕石は流れ星が落ちたものだといいましたが、じつは隕石は小惑星と密接な関係があります。落ちる前の隕石の軌道が正確に求められているのは4個の隕石しかありませんが、それらはみな火星と木星の間の小惑星帯から来ています。またその他の隕石も、小惑星帯から来たことが推測されます。そして、隕石と小惑星は日光が当たって反射する光のスペクトルのようすがたいへんよく似ています。そこで、隕石は小惑星や小惑星どうしが衝突してできた破片の一部が地球の軌道を横切って、たまたま地球に衝突したものだと考えられています。
リンク:隕石の分類
アリゾナのクレーター
気仙隕石(日本で一番大きな隕石)
つくば隕石の軌道
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