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3D映像シアター
 幅14mの大型スクリーンに広がる、美しい古代世界と手に触れられるようなリアルな「バーチャル・ミイラ」は、考古学と最先端映像テクノロジーの融合によって生み出されたかつてない映像コンテンツとして、欧米でも高い評価を得ています。ミイラ作りの再現映像などもまじえた、約20分間の映像です。
 古代エジプトの研究を進める上で難題の1つは、ミイラが当時を知る上で情報の宝庫であるにも関わらず、いったんその包帯を解くと取り返しがつかないという点でした。これまでもX線などによって内部の調査が行われてきましたが、十分ではなく、ミイラは多くの謎に包まれたままでした。そこで大英博物館は、医療分野、石油・ガス探査など幅広い分野で使われてきたコンピューターによる可視化技術(物を壊さずに内部を探査する技術)に着目し、ミイラ研究に応用しました。紀元前800年のエジプトの神官・ネスペルエンネブウのミイラを1mmごとにCTスキャンにかけて3D映像化し、ミイラの身体の中を探検するバーチャルツアーが実現、棺の中に隠された秘密を解き明かすことに成功しました。


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