科博オープンラボ2015

国立科学博物館筑波地区とは?

自然史と科学技術史の研究機関として、動物植物地学人類理工学の5つの研究部と、3つの研究センター、一般公開も行っている筑波実験植物園があります。標本収蔵施設には、400万点を超える貴重な標本・資料が収められています。この筑波地区では、博物館ならではの研究・学習支援活動を活発に進めています。
標本収蔵施設のひとつ自然史標本棟には、動物剥製や岩石、人骨などの標本・資料が収蔵されています。

イベント

自然史標本棟 特別見学

たくさんの貴重な自然史標本・資料が収められている標本棟内を見学できる、めったにないチャンス!

場所・開始時間 自然史標本棟入口(西側)・10:00 定員 900名
棟内には30名ずつ順にご案内します。
理工第1資料棟 特別見学
昔の飛行機や大型コンピュータをはじめ、歴史的な機械・装置などを特別に公開します。
場所・時間 理工第1資料棟・10:00~16:00
混雑時には入場制限します。
塩ビ重合反応槽 モ式六型飛行機
磁気浮上式鉄道HSST 彗星写真儀
超高圧発生装置 仁科型宇宙線計
SERAC電子計算機 地球シミュレータ
植物研究部棟企画

植物の研究員と交流しよう!

・植物なんでも鑑定団!・標本庫見学ツアー

海藻押し葉体験

海藻の押し葉標本の製作を体験しよう!

場所・時間 植物研究部棟 4F ・ 10:00~16:00

植物なんでも鑑定団

お持ちいただいた実物や写真を同定します。
(ただし必ずしもすべて分かるとは限りません。)

場所・時間 植物研究部棟 1F ・ 10:00~15:30

植物・菌類標本庫見学ツアー

維管束植物標本・コケ標本・きのこ標本・地衣類標本・藻類標本などについて、研究員の解説を聞きながら見学します。

場所・時間 植物研究部棟 1F・10:30~15:00(各30分)
定員 1回につき15名

植物博士と話そう研究員のトークを聞こう

場所・時間 植物研究部棟 1F・10:00~14:55(各25分)
定員 各回40名
さくらのはなし 10:00~10:25
熱帯の知られざる植物と自然~東南アジアから~ 10:30~10:55
きのこ博士の世界放浪記2015 11:00~11:25
コケ?きのこ?そうか!地衣類だ!! 11:30~11:55
コケのふしぎ「殺人事件の捜査に使われたコケとは?」 13:00~13:25
シダの世界にようこそ! 13:30~13:55
富士山のまりも 14:00~14:25
多様な海藻の世界 14:30~14:55
研究部特別企画
博物館の研究を知ることができる様々な企画です。

動物研究部

ミニ深海展

深海生物の標本を展示し、解説します。

場所・時間 総合研究棟 8F・10:00~16:00

鳥類標本を見よう

フクロウやカッコウの生態剥製標本や各種鳥類の研究用剥製、骨格標本をご覧いただけます。

場所・時間 総合研究棟 4F・10:00~16:00

昆虫やクモの標本を見よう

甲虫、トンボ、ガ、ハチ、クモなど自然史標本棟に収蔵されている標本の一部をご覧いただけます。

場所・時間 総合研究棟 4F・10:00~16:00

ストランディング! 漂着イルカの死因を探る

打ち上がって死んだイルカを解剖することで、死因や水に適応するための体内の仕組みを探ります。

場所・時間 総合研究棟脇(東側)・10:00~16:00

鳥の調査を見学しよう

鳥の調査を植物園内で再現し、鳥の生態とともに解説します。

場所・時間 植物園教育棟集合・11:00、13:00、15:00(各45分程度)
定員 1回につき20名

※雨天時は教育棟集合後、多目的温室に向かいます。

地学研究部

実験室公開(古生物実験室)

実験室の分析機器類や化石のクリーニング現場を公開します。

場所・時間 総合研究棟 5F・10:00~16:00

実験室公開(X線実験室)

実験室の分析機器類を公開します。

場所・時間 総合研究棟 5F・10:00~16:00(15~30分交替)
定員 1回15名

産業技術史資料情報センター

パネル展示にてセンターの活動を紹介します。

場所・時間 総合研究棟 1F・10:00~16:00
つくば植物園の企画

植物園バックヤードツアー

普段は見られない植物園の裏側にご案内します。絶滅危惧植物の展示解説もあります。

場所・時間 植物園教育棟・10:00、11:00
定員 1回15名

手話で楽しむ植物園

植物園を手話でご案内します。

場所・時間 植物園教育棟・13:00(30分)
定員 20名

オープンラボ概要

公開日 4/18(
公開時間 10:00~16:00
※開門9:00、受付開始9:30、受付終了15:30
開催場所 国立科学博物館筑波地区
※入口で受付をお願いします。
参加費 無料
筑波実験植物園への入園も無料です。
備考 ※食堂なし(植物園中庭に軽食あり)。
※団体見学の予約はできません。

アクセス

※当日は大変な交通混雑が予想されます。
  駐車場は極めて少ない(100台程度)ため、ご来場はバスをご利用ください。

  バスでのご来場についてはこちらをご覧ください。

独立行政法人国立科学博物館 筑波地区

所在地 茨城県つくば市天久保4-1-1

お問合せ

国立科学博物館 研究推進・管理課
「オープンラボ担当」宛
tel : 029-853-8901

スペシャルトーク

スペシャルトーク
調査研究や博物館活動の話を聞くことが出来るトークイベントです。
どんな活動をしているの?5人の研究員が特別にトークします。
場所・時間 総合研究棟 8F・10:50~15:20(各回30分)

日本を代表する菌類たち

植物研究部:細矢 剛

日本をいろいろな意味で代表するきのこやカビの仲間たちを紹介します。

時間 11:00~11:30

日本列島はどのようにしてできたのか?

地学研究部:堤 之恭

日本列島の形成史を、「付加体」「中央構造線」「日本海」をキーワードに解説します。

時間 11:40~12:10

日本列島人のなりたち 
-先史時代から現代まで-

人類研究部:神澤秀明

私たち日本列島人の祖先はどんな人たちだったのか?あまり知らない私たちの祖先たちの話と、彼らとの関係について説明します。

場所・時間 13:20~13:50

黄金の国“ジパング”の正体 
-戦国時代の金銀生産技術を探る-

理工学研究部:沓名貴彦

金銀生産が活発となった戦国時代の生産技術を、出土資料の科学調査から解説します。

場所・時間 14:00~14:30

深海からアマゾンの魚まで
~魚類標本からわかること

動物研究部:篠原現人

地球上のさまざまな場所から採集された科博の魚類標本とその価値を説明します。

場所・時間 14:40~15:10