理工学研究部
 理工学研究部では、日本の科学技術の発展に関連した資料を調査、収集、整理、保存するとともに、科学技術史に関する調査研究や宇宙科学、化学などにおいて実物資料に基づく研究を行っています。日本の科学者や技術者に関する資料をはじめ、日本の科学技術の歩みを示す貴重な資料を数多く所蔵し、「ユーイングの蘇言器」、「渋川春海の紙張子製天球儀」など5点が重要文化財に指定されています。
 学習支援活動では、「天文学普及講演会」や「天体観望会」などの天文学関連活動、「楽しい化学の実験室」や「化学実験講座」、「自然の不思議 物理教室」などの化学系・物理系実験教室、「大学生のための科学技術史講座」や「産業技術史講座」などの歴史関連講座など多様な活動を担当しています。

 その他、他研究部と横断的に取り組んでいる総合研究や特定のテーマに焦点をあてた重点研究をおこなっています。詳しくは、総合研究をご覧ください。


重要文化財:ミルン水平振子地震計


重要文化財:ユーイングの錫箔蓄音機(蘇言機)

グループ構成
科学技術史グループ
 

機械工学、電気・電子工学、建築工学、土木工学を中心として科学技術史に関する研究と資料の調査・収集を行っています。



  • 機械工学分野では、特に日本の機械、計量(度量衡)関係資料、医学史関係資料、自動車、航空機の発達史などの調査研究を行っています。
  • 電気・電子工学分野では照明・家庭電化、日本のコンピュータの発達史などの調査研究を行っています。
  • 建築学・土木工学の分野では日本の近代化遺産、産業技術史資料に関する調査・研究及び日本の鉄道施設に関する研究を行っています。


質量分析計:隕石の研究に使われている

理化学グループ

 天文学、地球物理学、化学について観測・実験に基づく研究をおこなうとともに、これらの分野に関する資料の調査・収集を行っています。天文学分野では連星や変光星の観測研究、地球物理学分野では地球深部物質の力学的・熱的性質の研究、化学研究では不均一系触媒の反応機構の研究と隕石を主材とした原始太陽系に関する研究を行っています。資料には、暦、望遠鏡・双眼鏡、天球儀・地球儀などの天文学資料、震災写真や地震計など地震学資料、日本に落下した隕石の多くを含む隕石資料、長岡半太郎・鈴木梅太郎など日本の科学の発展に貢献した科学者に関する資料があります。


科学史資料:長岡半太郎のノート


日本館 隕石展示:
日本に落下した隕石の多くが
展示されている

理工学研究部の標本
 理工学研究部が管理している収集資料は、3万点を超えています。日本の科学者や技術者に関する資料をはじめ、日本の科学技術の歩みを示す貴重な資料を数多く所蔵し、「ミルンの地震計」など5点が重要文化財に指定されています。

 科学技術史グループの管理している資料には、時計資料、日本の初期自動車関係資料、航空機関係資料、電子通信・情報関係資料、近代化遺産資料、大工道具資料、日本の技術者資料などがあります。

 理化学グループが管理している資料には、暦、望遠鏡・双眼鏡、天球儀・地球儀などの天文学資料、震災写真や地震計など地震学資料、日本に落下した隕石の多くを含む隕石資料、長岡半太郎・鈴木梅太郎など日本の科学の発展に貢献した科学者に関する資料があります。

●当館の主な所蔵標本