赤い光を放つのは、ヘリウムネオンガスレーザーという種類のレーザー光線である。手前のマットセンサーを踏むとレーザー光が回転を始め、超音波加湿器の蒸気の中をつき進む。水蒸気の濃さにムラがあるため水の細かい粒子にレーザー光が当たり不思議な模様が生まれ、幻想的なシーンを演出する。
赤くまぶしく流れる光は、LED(発光ダイオード)の光で、手前のボタンを押すと新たな光が流れ始める。そのゆくえを目で追うとアニメーションが見える。これは人間の目の残像現象を利用し、光の点滅をコントロールしているため映像に見えるのである。