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光のサイエンスアート
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 20世紀にはさまざまな光技術が実用化されている。例えばレーザーは、原子や分子の誘導発光を光学的共振器によって増幅、発振する装置である。放射される光は位相、収束性に優れ、通信、機械加工、医療などさまざまな分野で利用されている。
 発光ダイオードは電流を流すと発光する特殊な半導体素子で、低電圧、低電流で高輝度が得られ表示装置などに利用され、また、光ファイバーは透明な材質の細い線で、全反射によって低損失で光を伝達でき、情報通信などに広く利用されている。

 光のサイエンスアートは、従来の照明技術だけでなくレーザーなどの新しい光技術を素材とし、アートとして構成したものである。新しい光技術の持つ性質や特徴を生かすことによって、従来にない色彩、動きなど表現の幅を広げるものとして期待されている。


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