
▲ご覧になりたい時代をクリックしてください。
アンモナイト3億5000万年史
アンモナイトは今から4億年以上前のシルル紀末期に出現し、6500万年前(白亜紀末期)に絶滅しました。
この間に、約1万種が出現し、世界中の海で繁栄しました。
アンモナイトは大きく7つのグループ(バクトリテス類、アゴニアタイト類、クリメニア類、ゴニアタイト類、プロレカニテス類、セラタイト類、アンモナイト類)に分類されます。バクトリテス類は、最も原始的なアンモナイトで、直錐形の殻を持っていました。デボン紀前期になると、バクトリテス類から段階的に殻を巻き込みながららせん形の殻をもつアゴニアタイト類が出現しました。その後、数回の大量絶滅を経験しながら、様々なグループが繁栄と衰退の歴史を繰り返しましたが、白亜紀末(6500万年前)にはすべてのアンモナイトが絶滅しました。
北海道のアンモナイト
北海道からはこれまでに500種類以上のアンモナイトが見つかっています。これらは白亜紀の中頃から後期のものです。北海道のアンモナイトはアンモナイトの歴史3億5000万年の内の最後の5000万年分の記録といえます。
|