■イントロダクション
■自然が描いた指絵
■ペトラの大波
■石器時代の芸術
■ウルスラ・ヘンツラーの作品
自然が描いた指絵
(Nature as Fingerprinter)
時代不明
ドイツ、ヴェスターステッテン産
177cm x 110cm
これらの“巨大な指紋”はミステリーです。その詳しい形成過程は不明ですが、おそらく生物が関与したものではなく、石灰岩から二次的に晶出した炭酸カルシウム鉱物の模様であると思われます。縞模様は、シマウマ、指紋、そしてリップル・マークなど、生物、無生物を問わず、自然界によく見られる造形です。このような魅惑的な自然彫刻を、芸術と呼べないのでしょうか?
第一部 化石芸術
バーチャル展示室 B2F
第二部 アンモナイトの美と科学
バーチャル展示室 B3F