学名 Oscillatoria kawamurae Negoro
記載論文 Sc. Rep. T.B.D. Sect. B. 6:69-85. 1943
よく使われてきたシノニム
大きさ トリコーム幅:60-80μm;細胞:長さは幅の1/6-1/12
分類特徴  トリコームは真直ぐで隔壁部でくびれない、幅60-80μm、先端部2、3細胞が細くなり円く終わる。トリコームは淡黄緑色で先端は少し肥厚することがある。。トリコームは基質上を這うか、単独で浮遊する。細胞は円盤状、長さは幅の1/6-1/12。トリコーム中央に、1-5列のリボン状にねじれながら並ぶ袋状の物体があり、その内部には気体が含まれている。
 トリコーム内部に存在するらせん状に連なる空胞が本種の大きな特徴である。この形質はOscillatoria属の他種には見られないが、16S rRNA遺伝子の解析によれば本種はOscillatoria属である。
生態(浮遊・塩・季節) 着生で基質上を這う、浮遊する場合もある。
生態(分布・栄養段階) 冨栄養水域
生態(毒性・障害)
参考文献 渡邊眞之.2007.日本アオコ大図鑑.pp359.誠文堂新光社.東京.
1 Oscillatoria kawamurae
解説
2 Oscillatoria kawamurae
解説
3 Oscillatoria kawamurae
解説

ダム湖のプランクトン
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