学名
記載論文
よく使われてきたシノニム Oscillatoria, Phormidium, Lyngbya, Plectonema
大きさ トリコームの幅:4μm以下
分類特徴  トリコームは細く幅は4μ以下で、まっすぐまたは曲がる、またはらせん形。粘質鞘を持たないか、持つ場合は鞘内にトリコームは1本だけ含まれる。トリコームに異質細胞やアキネートを持たない。細胞は円筒形で、幅より長さが勝る。細胞内にガス胞を持たないか、持つ場合は細胞の先端部か中央部に局在する。
 個々の属や種を同定するには、高倍率の顕微鏡で観察し、トリコームや細胞の大きさや色、粘質鞘の有無、ガス胞の有無、ガス胞の位置、浮遊性か付着性か、群体をつくるか、群体の形態などを明らかにする必要がある。
生態(浮遊・塩・季節) 浮遊性または付着性
生態(分布・栄養段階)
生態(毒性・障害)
参考文献
1 Leibleinia epiphytica
解説  他の大型の藻類や水草に多数のトリコームが絡まるように付着して生育。トリコームは長く、ほぼまっすぐで、透明な薄い鞘がある。
2 Anagnostidinema sp.
解説  トリコームはすべるように前後に動く。トリコームはほぼまっすぐで、先端に向かってやや細くなり、丸く終わる、鞘はない。
3 Planktolyngbya contorta
解説  トリコームはコイル状、鞘をもつ、浮遊性。細胞は円筒形、ガス胞はない。
4 Planktolyngbya contorta
解説
5 Planktolyngbya limnetica
解説  トリコームはまっすぐ、鞘をもつ、浮遊性。細胞は円筒形、ガス胞はない。

ダム湖のプランクトン
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