ライオンといえば、アフリカを思い浮かべるかもしれません。しかし、インドにはアフリカライオンよりもやや小形のインドライオンがわずかに生息しています。ライオンの展示場はアクリルガラス越しに間近に動物を見られるようになっています。朝、動きが活発なライオンを動物解説員らとともに観察します。生きているライオンをはじめに観察することで、博物館等での学びにつなげていきます。
【インドライオン】→
ライオンはネコの仲間のうち最も大きい肉食動物の一つです。しかもネコの仲間では珍しく、集団で狩をする生き物です。獲物を捕まえる鋭い爪と牙や肉を引き裂く歯を持っています。今回は国立科学博物館所蔵のライオンの剥製や頭骨標本、標本を観察しながら,ライオンの形について考えてみましょう。きっと百獣の王たるライオンの強さの秘密に迫ることができるはず。
【ライオンの骨格標本】→
「百獣の王」ライオンは、アジアでは獅子として、紀元前の昔から各種の意匠に取り入れられてきました。スフィンクスや門口を警護する獅子、行列の先頭を練り歩く獅子や玉に戯れる獅子などです。東京国立博物館では表慶館入り口のライオン「みどりのライオン」がいつも皆様を迎えていますが、各陳列館にも沢山の獅子がいます。これらの作品を辿りながらライオンに込められた人々の畏敬の念に触れてみようというミニレクチャーです。
【表慶館ライオン】→
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