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海外学術調査の行動記録
バヌアツの植物相
展示室の様子  キャンプの再現
現地調査の様子をパネルやビデオなどで再現するとともに、そこで得られた成果をパネルや採集した標本で紹介します。 実際に使用されたテントや、搬送ボックスなどを展示しています。
ビャクダンの原木 山地雨林(樹上着生のシダ)
ビャクダン属はビャクダン科に属する植物で、オーストラリアから南太平洋地域にかけて19種ほどが分布しています。サンタロールやサンタレンなどの成分が含まれていて、特有の甘い香りがするので、古くから香木として装飾品などの材料として高価に取り引きされていたため、多くの国で絶滅に瀕しています。バヌアツに自生するのはサンタルム・アウストロカレドニクム(Santalum austrocaledonicmu)という種ですが、やはり19世紀以降、エロマンゴ島を中心に乱伐され、絶滅に瀕しています。 進化したグループとして、ウラボシ科、シノブ科、シシラン科、チャセンシダ科、アツイタ科などがバヌアツにみられます。ここではシノブ科のシダを展示しています。
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