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バヌアツ共和国最大の島、エスピリツ・サント島にある、この国の最高峰タブウェマサナ山(1879m)。 バヌアツ共和国はオーストラリアの東約1,000km、フィジーの西約800km、そしてニューカレドニアの北約200kmの南太平洋上に浮かぶ約80の島々からなる国です。

 国立科学博物館では、1996年、1997年、2000年および2001年の4年間で、延7ヶ月に及ぶバヌアツの植物相の総合調査を世界で初めて行いました。その範囲は熱帯山地雲霧林帯の植物相を中心に、ランなどの高等植物をはじめ、キノコや変形菌などの菌類や地衣類、コケ類、シダ類にまで及びます。今回の企画展では、この4年間の調査の研究成果をパネルのほか、採集した標本や生きた植物で紹介します。
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木性シダの像。祭り用にヘゴの仲間の木部を削って、通常、男女一対が作られる。 また、これまで日本にとってあまりなじみのなかったバヌアツ共和国についてもとりあげます。火山、珊瑚礁、熱帯雨林などの自然や、ミュージカル“南太平洋”の舞台ともなった第二次世界大戦前後の歴史、そして、現在世界各地で行われているバンジージャンプの起源といわれているランドダイビング(20〜30mの飛び降り台から足につるを縛り付けて飛び降りるもので、ヤムイモの収穫の祭りとして行われる)や、美しい切手など、この国の自然・歴史・文化を感じてください。
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