展示案内

恐竜公園の生と死  二枚貝のイシガイ類の棲み跡の化石。カナダ・アルバータ州南部の“恐竜公園”内から発見された。この一帯は白亜紀後期に海が干上がり、湖や河川あるいは低地が広がり、多くの恐竜が住みついていた。この淡水域にたい積した地層には、現在のイシガイ類に祖先にあたる貝類の、夥しい数の化石が残されている。この展示物は、急激な泥のたい積により、これらの二枚貝が生きていたときの状態をそのまま保ちながら化石になった、極めて稀な例である。このような例外的な産状を示す化石から、その生物のかっての生活の様子を伺うことができる。
恐竜公園の生と死 
"Life and Death in Dinosaur Park"
カナダ・アルバータ州産
白亜紀後期 7500万年前


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