濱尾 章二 Shoji Hamao
氏名 濱尾 章二
所属 動物研究部 脊椎動物研究グループ
学位 博士(理学)
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研究分野

行動生態学、鳥類

研究内容

托卵鳥ホトトギスと宿主ウグイスの共進化
鳥類の音声コミュニケーションの進化
南西諸島固有の鳥類個体群の成立・維持機構に関する生態学的研究

ひとこと

私は行動生態学の視点から、主に鳥の繁殖行動について研究しています。行動生態学とは、「なぜ、動物の生態や行動が今日あるようになっているのか?」という疑問に答えようとする学問です。
 私は、例えば、なぜウグイスのオスは長い繁殖期の間さえずり続けるのか(多くの鳥はメスを得るとさえずりが不活発になるのに)という疑問に取り組みました。調査の結果、オスがさえずり続けるのは、メスの子育てを手伝わずに一夫多妻になるためだとわかりました。さらに、オスが次々とメスを得られるのは、頻繁な巣の捕食とそれにともなってメスのつがい相手を変えるため(離婚と再婚)だと考えられました。
 このように行動や生態は、生息場所の生態的要因(ウグイスの場合、捕食者の多さ)とその種の社会的要因(メスが離婚・再婚しやすいこと)にうまく適応しています。行動や生態の適応を明らかにし、進化のしくみに迫っていきたいと思っています。
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