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脊椎動物研究グループ
はまお   しょうじ
濱尾 章二研究主幹
鳥の行動・生態の進化を探る

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか?
行動生態学です。長く親しんでいて調査の技法にも通じている鳥類を扱っていますが、植物や昆虫など他の生物についても関心をもっています。
2)研究者になろうと思ったきっかけは何ですか?
論文をいくつか書くうち、研究が(「鳥が」ではない)クレージーに好きなのだと気付き、研究職につこうと思いました。
3)最近の研究活動で、最も興味深かった出来事は何ですか?
ウグイスの巣の高さの変化です。長年、各地で調査をしてきましたが、三宅島の巣はあまりに高い。調べてみると、イタチ導入前は普通の低さで、20 年ほどの間に急激に生態が変わっていたのです。
4)研究者になりたい方に一言アドバイスを!
研究が(あるいは対象の生物などが)非常に好きで、そのために困難をいとわない気持ちがあれば資格ありです。外国語や統計の勉強も、不便な暮らしやきつい作業も、好きならば楽しみながらやれるでしょう。積極的にいろいろな経験を積んで下さい。
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