| ウマの顔が長いのは、誰でも知っている。顔の長い人が馬面と言われるゆえんである。しかし、なぜウマの顔が長いのだろうか。速く走るために流線型になっているから、それとも、草を噛むために臼歯をたくさん並べられるから。二つとも、当たらずとも遠からず。動物の身体や顔の形は、歩いたり走ったりするために、そして食物を食うために、それぞれ独自の工夫をしている。その結果、ウマの顔は長いのである。 |
ウマは馬面(イラスト・石井礼子) |
| どうやって身体を支え歩き走るか | ||||
一般に、動物が立って4本の脚で身体を支えるには、胴体が太く短く、脚がまっすぐなデザインが有利であり、大型動物に典型的である。このような動物は、ゾウがよい例であり、長い距離を歩くのが得意である。一方、小型動物は身体を楽に支えられるので、胴体を細長くして柔軟性を増したり、尻尾を長くして空中で姿勢を安定させたりする。また、脚はいつも曲がっている。ネコがよい例であり、速く走るのが得意である。 |
||||