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おもちゃ万華鏡の代表格がキャラクター万華鏡。1950年代からアメリカ、イギリスそして日本で作られている。オブジェクトを入れる部分も全部ブリキ製が50〜60年代で、一部プラスチックが使われるようになったのが70〜80年代、バーコードが入っているものは80年代以降になる。ミラーはメタルミラーが使われ、2ミラーの場合が多い。
万華鏡といえば、欧米では教会のステンドグラスに多く見られる円形映像の2ミラー。日本では曼陀羅の様に無限映像の3ミラーが圧倒的に多い。ミラーをメタルにして壊れにくい工夫が成されているが、その映像は美しいとはいいがたい。しかし可愛いキャラクターのついた万華鏡は、世界中の子供のみならず大人にも人気を博している。
50〜60年代のものは数も少なくなってきており(万華鏡の弱点は、回して見るため壊れやすい)、またそれぞれのキャラクター・コレクターがいるため、入手するのはかなり難しくなっている。
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