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1960年にクラゲの化石として報告されたもので、生物の初期進化の貴重な資料である。もしこの説が正しければ、カンブリア紀の“生物の大爆発”より3倍も昔に腔腸動物が既にいたことになる。クラゲは体の98%が水からなり、化石に残る可能性は極めて低く、クラゲ様の化石は古生物学者を悩ます化石の一つである。ザイラッハー博士によれば、このクラゲ様化石は砂火山の一つで、たい積物中に有機物などの腐敗によって生じるガスが微小地震などによって液状化し、表面に噴出してできたものと思われ、生物の痕跡ではない。
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"クラゲに見えるが?"
"What looks like jerryfish"
オーストラリア産
先カンブリア時代 18億年前 |
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