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地層中に残る波や流れの跡はれん痕と呼ばれる。この標本はカンブリア紀の“生物の大爆発”のおよそ2倍も古い11億年も昔の海の様子を示す貴重な資料である。このれん痕は、通常見られるものとは異なり、二重の綾からなっており、このようなれん痕はパリンセップれん痕と呼ばれている。このれん痕は、現在見られるような生物が生存していなかった太古の海に、バクテリアからなるマット状のものが海底一面に覆っていたことを物語っている。
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リップルマーク
Ripple Marks
インド中部産
先カンブリア時代・11億年前 |
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