魚類学入門


Database for Aquatic-vertebrate Science

体の各部分の割合(計測形質)

執筆:松浦啓一

体のいろいろな部分の長さを体長と比較することによって体の形を客観的に表します。
2点間の長さをノギスやディバイダーなどで測ります。



・体長(たいちょう)
  ・標準体長
(ひょうじゅんたいちょう)
  ・尾叉長
(びさちょう)
頭長
(とうちょう)
吻長
(ふんちょう)
体高
(たいこう)
体幅
(たいふく)
眼径
(がんけい)
両眼間隔
(りょうがんかんかく)
背鰭前長
(せびれぜんちょう)
尾柄長
(びへいちょう)
尾柄高
(びへいこう)
背鰭基底長
(せびれきていちょう)
背鰭最長軟条長
(せびれさいちょうなんじょうちょう)

尾叉長 (びさちょう)

上顎の先端から尾鰭が二叉する中央部の凹みの外縁までを測ります。尾鰭基底の周りに稜鱗などがあり、標準体長を測ることが難しかったり、漁業資源などの研究で船上などで大量に標本を測定するときなどに用います。