タカネザクラ:国立科学博物館 植物研究部編


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タカネザクラ


Prunus nipponica Matsumura

 主として中部地方以北の本州から北海道、千島、樺太南部にかけて分布する。北海道では低地でも生育するが、中部地方では標高1500−2800mの亜高山帯から高山帯にかけて生育しており、別名をミネザクラと云う.樹皮は紫褐色で光沢がある。若芽は開花時に展開し、紅紫色または褐色を帯びた黄緑色である。葉は欠刻状重鋸歯縁。花弁は長さ約1.3cm、半開状でやや鐘形になり、白色、淡紅色、淡紅紫色などある。花期は自生地で5月上旬から7月中旬である。


群馬県草津白根山.
1989−6−1
栃木県日光湯元.
1984−10−11
群馬県草津白根山.
1987−5−31
群馬県草津白根山.
1985−6−4
群馬県草津白根山.
1985−6−4
群馬県草津白根山.
1985−6−3
群馬県草津白根山.
1985−6−3
群馬県草津白根山.
1987−5−31
長野県田の原.
1984−7−24

写真撮影:川崎哲也


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