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| 学名 | Fragilaria saxoplanctonica Østrup |
| 記載論文 | Lange-Bertalot, H. & Ulrich, S. (2014) |
| よく使われてきたシノニム | Fragilaria gracilis |
| 大きさ | 殻幅2-3um, 殻長 10-100um |
| 分類特徴 | 殻幅が細く(2-3um)、群体を形成しない。殻中央の無紋域は不明瞭で、条線も処理した封入標本でないと見にくい。 支笏湖のような貧栄養冷水域に主として出現する。 北浦のような電気伝導度の高い地点で出現する主も本種とされてきたが、SEM観察すると殻端小孔域の形態が異なることから、Tuji (2010 Algae2)は北浦産の個体をSynedra filiformisと同定した。 また、以前のチェックリストではSynedra gracilisとしていたが、2014年に発表された本種と形態特徴が一致することから同定を変更した。 光学顕微鏡観察では、これらを分けることは困難なため、両タイプともFragilaria gracilis グループにすること。 |
| 生態(浮遊・塩・季節) | 浮遊 |
| 生態(分布・栄養段階) | |
| 生態(毒性・障害) | |
| 参考文献 | Tuji (2007) |
| 1 | Fragilaria gracilis |
| 解説 | Tuji (2013) |