淡水浮遊性藍藻データベース

Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database

Dolichospermum mucosum (Komárek.-Legn. et Eloranta) Wacklin et al. 2009

基 名	Anabaena mucosa Komárek.-Legn. et Eloranta 1992
産 地	北海道利尻島の姫沼、塘路湖、青森県津軽十二湖、神奈川県相模湖、津久井湖、滋賀県琵琶湖南湖
目 名	ネンジュモ目
解 説	トリコームは緩く規則的ならせんを巻き、厚い粘質の鞘をもつ、単独で浮遊する。らせんの直径は80-200(-225)µm、間隔は約45-65µm。 細胞は球形ないし短い樽形、直径9.0-14.0µm、長さ4.0-12.5µm。異質細胞は球形、直径10.0-13.8µm、長さ9.5-14.0µm。 アキネートはほぼ球形、異質細胞から離れた位置にできる、直径16.3-22.5µm、長さ17.6-25.0(-30.0) µm、長さと直系の比1.03-1.25。  本種について発表された論文(Watanabe 1998, Watanabe et al. 2004)を確認し、旧来の本ホームページの解説を正した。また、新たに生息が確認された琵琶湖南湖産の計測値も加味した(2023年3月)。