淡水浮遊性藍藻データベース

Freshwater Planktonic Blue-Green Algae Database

Anagnostidinema sp.

産 地 茨城県霞ヶ浦
目 名ユレモ目
解 説 トリコームはまっすぐかやや曲がり、全体がほぼ同じ太さ、隔壁部でほとんどくびれない、先端は丸く終わる、カリプトラはない、前後に滑走運動をする、左右に揺れ動くことはない、青緑色ないし灰緑色、幅約2.0-2.5µm。細胞は幅と長さが同じかやや長い、長さ2.0-3.6(-12.0)µm、ガス胞はない。
  本種はAnagnostidinema amphibium (Agardh ex Gomont) Strunecký et al. (Basinonym: Oscillatoria amphibia Agardh ex Gomont ; Synonym: Geitlerinema amphibium (Agardh ex Gomont) Anagn.)にトリコームや細胞の形態が類似しており、滑走運動を行う点も共通している。しかしA. amphibiumが止水域に着生して生育し、群体を形成するのに対し、本種は単独で浮遊生活をしている点が異なっている。一方、湖岸に生育していたA. amphibiumが一時性プランクトン(tychoplankton)として出現した可能性も否定できない。
Anagnostidinema sp. Anagnostidinema sp.