| 自己紹介 
 
  皆さんネギは好きですか?ネギ属(Allium)は私たちに馴染みの深い長ネギやタマネギ、ニンニク等を含む非常に大きな属です。これまでに栄養素などの研究は数多くされていますが、フラボノイドについての詳細な報告はほとんどされていません。
 道端に繁茂するノビルやニラ、山菜として名高いギョウジャニンニクもネギ属の一種です。基本的にどれも独特のネギ臭さを有していますので、葉を揉めばすぐに見分けることが出来るかと思います。私はこれらネギ属植物のポリフェノール成分、主にフラボノイドを調べています。
 また、ネギ属野菜である長ネギの中でも非常に個性的な葉鞘が赤く発色する赤ネギが、茨城県では古くから栽培されています。こちらも色素成分やフラボノイドを単離・同定を行い、近年注目されているフラボノイドの機能性についても検討していきたいと思います。
 
 研究業績
 
 
 <学術論文>Nakane, R., T. Iwashina, 2015. Flavonol Glycosides from the leaves of Allium macrostemon”, Natural Product Communications, 10: 1381-1382.
 
 <国際学会(ポスター)>
 Risa Nakane., Takashi Kaidzuka, Tsukusa Iwashina, 2015. Anthocyanins and other Flavonoids
    from Red Welsh Onion, Allium fistulosum "Hitachi-Benikko” . The Inaugural Symposium of the Phytochemical
    Society of Asia, Tokushima, Japan.
 
 <国内学会(口頭)>
 中根理沙・貝塚隆史・岩科司,2015.赤ネギ「ひたち紅っこ」に含まれるアントシアニンとフラボノイド.日本植物学会 第79 回大会,新潟.
 
 中根理沙・貝塚隆史・岩科司,2014.赤ネギ「ひたち紅っこ」に含まれるアントシアニン及びフラボノイド成分の解析.植物色素研究会 第26回集会,愛媛.
 | 
 
  
 
  
 |