2013年の国際連合総会において、2015年を国際土壌年とするとともに、毎年12月5日は世界土壌デーと定められました。また、この2015年国際土壌年を契機とし、一般の人々に土壌の重要性やすばらしさを伝える活動は継続すべき課題であるとして、世界土壌科学連合は、2015年から2024年を国際土壌の10年と定めました。
土壌は地球上の生命を育むもとであり、我々の存在に欠かせません。しかし、日ごろ土壌について考える機会は稀ではないでしょうか。世界土壌デーをきっかけとして、土壌の重要性について理解を深めていただくため、次の通りイベントを開催しますので、ぜひご参加ください。
国立科学博物館日本館には、北海道から沖縄まで、日本を代表する土壌モノリス標本を展示しています。モノリスとは土壌を横から見た断面を薄く切り出したものです。これらの標本を見ながら、日本各地の土壌の特徴や重要性について解説します。
主催 | 日本ペドロジー学会 |
共催 | 国立科学博物館、埼玉県立川の博物館 |
講師 | 埼玉県立川の博物館 平山良治・森圭子 |
開催日時 | 12月2日(土)11:00~、13:30~、14:30~ (各回30分程度) |
会場 | 国立科学博物館 日本館3階南翼 「日本列島の素顔」展示場内 |
定員 | 各回30名 |
対象 | 小学生以上 |
参加費 | 無料(別途入館料がかかります) |