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ワークショップ「21世紀の生物多様性研究:生物多様性インフォマティクスを創出する」

このたび、国際協力事業である「地球規模生物多様性情報機構(Global Biodiversity Information Facility、GBIF)」の成果をわが国として十二分に活用するとともに、GBIFに対して貢献していくことを目的として、生物多様性インフォマティクスをテーマとするワークショップを企画致しました。

この10月の時点で、GBIFには27ヶ国が参加し187機関がデータ提供をしていますが、GBIFのネットワークから1億件以上の標本・観測データが利用可能となっています。また、2007年から第2期の活動にはいりますが、2011年までに10億件のデータと、180万種(既知生物種の95%相当)を網羅した電子カタログが利用可能になる見込みです。また、地理情報、分子情報、環境情報との連携、ならびにBarcod of Lifeなどのプロジェクトとの連携、さらには統合解析システムも充実されていく見込みです。

生物多様性をめぐるこうした情報環境の拡充は、ヒトゲノム配列データの決定と公開が生物学にもたらしたとインパクトに勝るとも劣らない規模のインパクトを生物多様性研究にもたらすことでしょう。また、生物多様性や環境に関わる施策の検討が、網羅的かつ精密なデータに基づいて検討されていくことになるでしょう。

そこで、GBIFの活動の主要なテーマの一つである生物多様性インフォマティクスについて、国内外の専門家による講演を行うとともに、研究交流を促進することを目指してこのワークショップを企画致しました。

日    時 平成18年10月30日(月) 9:30〜16:30
会    場 家の光会館7F コンベンションホール
(〒162-8448 東京都新宿区市谷船河原町11)
プログラム こちら
ア ク セ ス こちら
(http://www.bioweb.ne.jp/navi.php?id=kuba_20061010_access)
共    催 国立遺伝学研究所/東京大学大学院総合文化研究科/国立科学博物館
後    援 内閣府(予定)/外務省/文部科学省/環境省/農林水産省/日本分類学会連合/自然史学会連合/日本微生物資源学会/情報知識学会/科学技術振興機構/国立環境研究所
Webサイト

詳細はこちらのホームページをご覧下さい
(http://www.event.nig.ac.jp/gbif/bd2006/)

問い合わせ先

bd2006@nig.ac.jp

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