サイエンスコミュニケータ養成実践講座

サイエンスコミュニケータ養成実践講座

令和7年度「国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座1(SC1)」の受付は終了しました。(R7.5.1)
令和8年度「国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座1(SC1)」は、開催が決まり次第こちらのページでお知らせいたします。

SC_about
人と自然と科学が共存する持続可能な社会を育むために、誰もが科学について主体的に考えて行動できるきっかけを提供し、人と人あるいは科学と社会をつなげる、それがサイエンスコミュニケータです。講座では理論と実践を通じて、4つの資質・能力について総合的に学び、「つながる知の創造」を実現する力を養います。

カリキュラム概要

SC1 サイエンスコミュニケーション①

COMMUNICATE コミュニケーション能力を高める
サイエンスコミュニケーションの考え方を学び、様々な人々と 科学について語り合うコミュニケーション能力の向上を目指します。
サイエンスコミュニケーション①
理論を学ぶ

サイエンスコミュニケーションとは?サイエンスとは?といった考え方をはじめ、メディア・研究機関・大学・博物館など、各機関・分野で活躍している講師から実践を踏まえた理論を学習します。また、様々な人々に科学を伝える際に効果的なプレゼンテーションの方法について学びます。

実践力を養う

講師や他の受講者との双方向の対話や議論を通じて、自らの専門分野を他者に伝える、ギャラリートークの内容を考え実践します。また、サイエンスコミュニケーションに関する課題を講師が添削し、効果的に伝達するための文章の書き方や表現方法を学びます。

SC2 サイエンスコミュニケーション②

ENGAGE コーディネーション能力を高める
専門家と一般の方のそれぞれの立場から科学を捉え、人と人、あるいは科学と社会をつなぐコーディネーション能力の習得を目指します。
サイエンスコミュニケーション②
理論を学ぶ
サイエンスイベントを実施するための企画の立て方や企画書の書き方、実際の進行やリスク管理の手法等、サイエンスイベントを企画・運営するために必要な理論を学びます。
実践力を養う
専門家と一般の方をつなぐ手法について考察し、当館研究者をゲスト講師としたサイエンスイベントを実際にチームで企画・運営します。
サイエンスコミュニケーション1を修了した方のみ応募いただけます。

募集要項

講座の概要

講座名 サイエンスコミュニケーション1(SC1) サイエンスコミュニケーション2(SC2)
対象 大学院生※1、博物館職員等社会人 SC1を修了した方※2
実施方法 対面形式及びオンライン形式等 対面形式及びオンライン形式等
開催期間 令和7年5月~8月 令和7年10月~12月(予定)
コマ数 34コマ※3 30コマ(予定)※3
募集定員 20名程度 10名程度
※1 大学パートナーシップ入会大学の学生を優先いたします。 「国立科学博物館大学 パートナーシップ」のページをご確認ください。
※2 当館のSC1を令和6年度以前に修了された方もご応募いただけます。
※3 筑波大学大学院・東京工芸大学大学院・東京農工大学大学院(工学府・BASE・農学府)の学生は、本講座を修了することにより、単位が認定されます。認定単位数や単位認定の有無は大学院や大学院における所属により異なりますので、詳細は大学へお問い合わせください。

受講料

各講座 63,000円 (大学パートナーシップ入会大学の学生は31,500円)

修了要件(SC1)

講座の修了は、事前課題や事後課題、授業の出席状況や受講態度等を踏まえ総合的な判定により行います。なお、授業のうち、出席率が70%以上の者を評価対象とします。
最後まで講座を受講し、一定の成績を収めた方に、修了証の授与を行います。

応募

1.応募情報(記載項目)

「サイエンスコミュニケーション1(SC1)」のみの募集となります。

以下の必要事項をご記入・作成の上、受講の際に使用予定のGmailのアドレスからお申し込みください。なお、収集した個人情報についての取扱いは、「個人情報の取扱いについて」をご覧ください。
※本講座では課題の提出等においてGoogle Classroomを利用する予定です。円滑な講座の運営を行うため、Gmailにてお申し込みください。

  1. 氏名(ふりがな)、年齢
  2. 住所、電話番号
  3. 大学名、研究科名、研究内容、学年※
    社会人の方は現在の所属組織名、部署名、関心事項をご記入ください。出身大学名を記入いただく必要はありません。
  4. 志望動機(400字程度)
    ※本講座で学んだことを今後どのように生かしていくかについても触れてください。
  5. これまで、自分と考え方が異なる人と議論を行ったり、意見を伝えたりする際に、あなたはどのようなことを心がけてきましたか。自身の経験についても具体的に触れながら述べてください。(400字程度)
  6. サイエンスコミュニケーション2(SC2)の今年度の受講希望の有無
  7. 科学への関心があるなしを問わず、全ての人に、あなたの研究に興味を持ってもらえるように、自らの研究/専門分野について分かりやすく表現してください。(A4 1ページ、図示も可。必ず記名すること)

①~⑥についてはフォーマットに記載するとともに、ファイル名に氏名を明記し、メールに添付してください。

⑦については以下の点を踏まえてファイルを作成し、メールに添付してください。

  • ファイル名と書面上に必ず氏名を明記してください。
  (例:「<科博太郎>応募フォーマット」、「<科博太郎>必要事項⑦」 等)
  • 新規に作成したものをお送りください。
  • 添付ファイルの合計は3MB以内としてください。
  • ファイル形式は、Word、Excel、PowerPoint、PDF形式、JPEG形式としてください。
  • MacOSにて作成した場合は、ファイルに拡張子(docx, xlsx , pptx, pdf, jpg等)を付けてください。

2.受講に係る注意事項

本講座を受講するに当たって、注意事項をお読みの上、あらかじめご了承いただいた上でご応募ください。
SC1受講に係る注意事項について(リンクを新しいタブで開きます)(685.0 KB)

3.応募方法・締切

必ず募集要項及びSC1 授業科目一覧・スケジュール(リンクを新しいタブで開きます)(196.6 KB)受講に係る注意事項について(リンクを新しいタブで開きます)(685.0 KB)をご確認ください。
1.(応募情報)に記載した必要事項(①~⑥)を記載したファイル及び⑦を記載したファイル)を添付の上、以下の宛先までGmailのアドレスからご応募ください。
SC講座担当 E-mail: sc@kahaku.go.jp
応募締切 令和7年5月1日(木)正午
受付は終了しました。多数のご応募をありがとうございました。
※応募に関するメールが受理された場合には、国立科学博物館から数日以内に応募受理メールをお送りする予定です。メールが届かない場合は、大変お手数ですがSC講座担当までお問い合わせください。

4. 受講者決定・通知

応募時に提出いただいた応募情報に基づいて選考を行い、令和7年5月9日(金)以降にメールにて受講の可否を連絡する予定としております。受講料のお支払い等については、受講決定通知とともにご案内いたします。

よくある質問

対象について
応募いただけます。ただし、本講座は「サイエンスコミュニケーション」に関する講座であることをご考慮いただいた上でご応募ください。
受講について
本講座では、動作性能が安定しているパソコンを用いての受講を推奨しています。詳しくはSC1受講に係る注意事項について(リンクを新しいタブで開きます)(685.0 KB)をご参照ください。
評価について
授業への出席状況と、授業ごとに提出する事前・事後課題、課題研究の成績、そして受講態度等をもとに決定します。
授業への出席率が70%未満の方は修了できません。また、そのほか必ず出席が必要な授業がありますので、SC1 授業科目一覧・スケジュール(リンクを新しいタブで開きます)(196.6 KB)にてご確認ください。また、遅刻や早退によって参加時間が授業時間の3分の2に満たない場合は、欠席扱いとなります。

その他 〈書籍の紹介〉

科学を伝え、社会とつなぐ サイエンスコミュニケーションのはじめかた
『科学を伝え、社会とつなぐ サイエンスコミュニケーションのはじめかた』
編者:独立行政法人国立科学博物館
発行:丸善出版株式会社
A5判・192ページ 定価(本体1,800円+税)

国立科学博物館が10年以上にわたり取り組んできたサイエンスコミュニケ-タ養成実践講座のエッセンスを集約し書籍化しました。博物館関係者だけでなく、研究機関やメディア、企業など、さまざまな分野の第一線で活躍されている方の考えやノウハウがコンパクトにまとめられています。こちらも是非参考にしてください。

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