科博NEWS展示
ウグイスの谷渡り鳴きの新仮説
-谷渡り鳴きは警報ではなくメスへのアピール

2024年11月25日

ウグイスの雄は春から夏の間、「ホーホケキョ」などと聞こえるさえずりのほかに「谷渡り鳴き」と呼ばれる特徴的な声を発します。谷渡り鳴きは近くにいる個体に危険を知らせる「警報」であると考えられてきましたが、証拠はありませんでした。

展示では、濱尾章二グループ長が長年の調査結果から提唱した「谷渡り鳴きは雌へのアピールである」という新仮説についてパネルで説明します。また今回は、動物の生態イラストで人気のぬまがさワタリさん(イラストレーター/作家)による解説パネルも設置しました。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」と合わせてごらん下さい。

展示概要

展示名称
ウグイスの谷渡り鳴きの新仮説-谷渡り鳴きは警報ではなくメスへのアピール
開催期間
2024(令和6)年11月26日(火)~2025(令和7)年2月24日(月・休)
開催場所
地球館1階 オープンスペース
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30 まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
冬期休館:12月28日(土)~2025年1月1日(水)
※ただし12月23日(月)、1月13日(月・祝)、2月17日(月)、2月24日(月・振休)は開館。
入館料
一般・大学生630円(団体510円・20名以上) ※税込
※高校生以下および65歳以上無料
常設展示入館料のみでご覧いただけます。
主催
国立科学博物館

みどころ

展示の全景

展示パネルと標本

展示場所

国立科学博物館 地球館1階 オープンスペース

国立科学博物館 日本館3階 回廊「変動する日本列島」日本の鉱物

プレスリリース

ウグイスの谷渡り鳴きの新仮説~谷渡り鳴きは警報ではなく雌へのアピールである~(2024年10月29日)