ホーム ≫ 科博NEWS展示「ウグイスの谷渡り鳴きの新仮説」 |
2024年11月25日
ウグイスの雄は春から夏の間、「ホーホケキョ」などと聞こえるさえずりのほかに「谷渡り鳴き」と呼ばれる特徴的な声を発します。谷渡り鳴きは近くにいる個体に危険を知らせる「警報」であると考えられてきましたが、証拠はありませんでした。
展示では、濱尾章二グループ長が長年の調査結果から提唱した「谷渡り鳴きは雌へのアピールである」という新仮説についてパネルで説明します。また今回は、動物の生態イラストで人気のぬまがさワタリさん(イラストレーター/作家)による解説パネルも設置しました。
特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」と合わせてごらん下さい。
展示の全景
展示パネルと標本
国立科学博物館 地球館1階 オープンスペース
ウグイスの谷渡り鳴きの新仮説~谷渡り鳴きは警報ではなく雌へのアピールである~(2024年10月29日)