マリンワールド海の中道
学習交流課解説員
安達 彩さん
生まれ育った場所がすごく自然に恵まれた場所でした。いつも色んな生き物に囲まれて過ごしていました。理科の中ではやっぱり、生物が好きでした。
動物のお医者さんも憧れるなと思いましたが、なかなか難しそう・・・・だったらどうしたら生き物と関われる仕事をすることができるのだろう?とじっくり考えました。動物園や水族館のような場所で働くには、学芸員の資格がいる!ということがわかり、資格が取れる大学を探しました。仕事については、本で調べたり、大学の資料室で調べたりしました。あの頃ならではのパワーがあったと思います。
魚に興味があったので詳しく知りたいと思い専門的に勉強しました。興味のある魚のことを含め食品化学や博物館について勉強しました。
マリンワールド海の中道 学習交流課解説員
解説員は5人います。協力しながら、ショーの運営や実験コーナーの解説、移動水族館、学習プログラムの検討、それに必要な生き物の飼育もします。企画の計画を立てて、一から準備をして開始できたあと、その企画が喜ばれるとすごく嬉しいです。
3月から、マリンサイエンスラボではイカをテーマにしたお話をおこなっておりイカにえさを与える実験をおこなっています。夏前にはまた新しい内容にかわります。また、季節のイベントのテーマに合わせて、ヤドカリの殻の装飾を工夫しています。ヤドカリは、貝殻交換を行う習性があります。季節に合わせた飾りのついた貝殻を作って水槽に入れると、気に入ってくれればその殻に入ってくれます。バレンタイン、ホワイトデーのシーズンはハートの飾りなどをつけた貝殻を水槽に入れています。
好きなこと、気になること、それらに関わること、関連することを見つけること、実際に調べてみること。すぐに何か決められなくても、試しにやってみると、意外と道が開ける事もあります。そうすると色んな事が見えてくると思います。